若い子はだいたい777リーグの客

とにかく無性にクソ台が打ちたい

来店や収録でお声がけいただく際に良く言われるフレーズNo.1は「思ったより小さいですね」ですが（ちなみに当方158cmの中肉中背、THE標準体型です）、次点は「〇〇観てます！」です。だいたいのライターさんが言われているかとは思いますが。

そして、私のように個人YouTubeといったメインのプラットフォームがない日雇い労働演者にとっては、〇〇に多く挙げられる番組や企画こそがどうやら今の自分の代名詞となっているのでしょう。

数年前まで〇〇に該当する番組は『プレミアムハンター』『Ready Steady Go』『コスプレ道場』でしたが、最近は『ヤングちゃん、寝る？』『母さん、お願い…』『777リーグ』になりました。後者2本は出演スタートから日が浅いので、本当にここ1年でガラリと変わったことになります。

15年以上森本レオ子をやってきましたが、挙げられる代表番組がものの1年ほどで全てガラリと変わってしまったことには驚きです。YouTubeがいかに多くの人にまで届くツールであるかをしみじみと理解しました。

挙げられる番組名は前述した通り『ヤングちゃん、寝る？』『母さん、お願い…』『777リーグ』が抜けて多いですが、来店で声をかけてくれるお客さんがどの番組で知ってくれた/好いてくれたのかは、不思議なことにだいたいオーラでわかります。

インチキ占い師みたいなことを言ってすみません。いえ、もしかしたら私にはインチキ占い師の才能とロマンスがありあまっているのかもしれません。パチンコライターとして生計を立てられなくなった時のセカンドキャリアは占いスナックに決定です。

とにかくキナ臭い森本のお見立てでは、オーラでいうところの暖色、ヤンチャな香りが少し漂う明るいタイプの中年男女様は『母さん…』を、そこよりもう一回り年齢層が上がったおとなしそうなタイプと、どうやってたどり着いたのかはわからないけれど「パチンコは普段打たない」とおっしゃる謎の方々は『寝る』を観てくださっています。

そして、これまでは話しかけられることが非常にまれだった自分より一回り前後若い層は、777リーグがきっかけであることがほとんど。余談ですが、若い女の子だった場合はこれまたかなり高い確率で123エンターテイナーズを推しています（笑）。

これだけ長くやってきてもたった1年やそこらで代名詞となる番組が変わるということは、自分としてはキャラクター設定を変えたつもりがなくても人から見える私のイメージはアッサリ変わるってことなんだろうなぁ、なんて思ったり。

それにしても777リーグは本当に客層を広げてくれたなぁとありがたく感じている次第です。久しぶりに地元の友達からも「今頑張ってるらしいやん」って連絡きたもんなぁ。こういう自分を取り巻く環境が少しだけ変化するささやかな刺激が、これからも定期的に起こってくれれば最高ですね。

PS.3/30(日)に『ぱちん娘。』でおなじみの若林稔弥先生とトークライブを開催することになりました。高円寺パンディットにて18:30開演予定です。チケット発売中！