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森本レオ子

推し、打つ

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公開日: 2021/01/23

 

「無人島に何か一つだけ持っていけるとしたら」の最適解って、ロキソニンなんじゃないでしょうか

 

 

 

 

こんにちわ。『推し、燃ゆ』に心を燃やしまくっているサブカルクソ柱こと森本レオ子です。サブカルクソえみちゃんって呼んでくださいね。

 

『推し、燃ゆ』、面白いですね。芥川賞ノミネート作品が発表された際、タイトルに一目惚れして読んだのですが、まぁ〜〜〜、すっっげー面白い。高橋源一郎さんの帯コメにもある通り、「すごかった。ほんとに。」です。

 

タイトルの通り、主人公が推している(応援している)アイドル俳優のSNS炎上がストーリーの軸になっていて、モチーフが非常に令和的かつ刺激的。内容も「どういう生き方をすればこの一文が書けるのだろう」の連続。

 

しかも作者の宇佐見りんさんは若干21歳ですから、この文章を書いた時点では少なくとももう少し若いわけで。

 

角度・深度・チョイス、どういう物の見方をしながら普段の生活を送っているのだろうか。どんな生き方をすればたったの20年でここにたどり着けるのか。次元が違い過ぎて圧倒されました。

 

私がハタチの頃なんてバナナの咥え方のことしか頭になかったってのに。あたしゃ情けないよ。

 

 

 

 

推しと言えば、最近は『Pキャプテン翼 石崎バージョン』にハマっています。大当り確率は約39.96分の1とゲロ甘ですが、連チャン状態への突入率は約12%とゲキ辛。言うなれば「ハードルは高いけど入ればデカい系」で、森本レオ子の人間性とは真逆の台です。

 

 

 

 

役モノの石崎くんがハチマキを巻いている時点で、もう面白い。しかも「一撃だぁ!!」でしょ。役モノを一目見ただけで、「これは根性でどうにかする台ですよ」というスペックの本質が理解できます。最高。

 

さらに言えば、作中での石崎くんのポジションはDFなのに、スペックが非常にオフェンシブな矛盾も良き。打つ前からこれだけの推せる要素を示してくれるなんて、石崎くんバージョンの尊さがヤバみです。

 

大当り確率が甘デジの倍甘いとあって、通常時の演出はめちゃめちゃシンプルなのも推せます。いろんな予告が楽しめる「初級」ですら、メインリーチのほとんどがノーマルリーチを少し色付けしたようなシンプルなものばかり。石崎くんが顔面ブロックで大当り図柄を止める「顔面ブロックリーチ」も、ロングリーチのような簡潔さ。

 

「ウルトラ級」ともなると、瞑想中の石崎くんが開眼すれば大当り。コレだけ。開眼するタイミングのほとんどが変動開始時で、これが『リング』以上にビックリさせられるのも、一発告知好きのドMにはたまらんご褒美。

 

推せる。推せ過ぎて困るでござるよサンセイ殿〜。

 

 

 

 

点滅保留が入るだけで「点滅してるぞぉ」と煽り、赤保留が入った日にゃ「赤いじゃねーか」と大騒ぎ。見りゃ誰でもわかることを声高に叫ぶ石崎くんは、さながら打ち込みが足りない台でボロが出ぬよう解説する女子ライターのよう。

 

なんていじらしい。推せる。推せ過ぎてしんどい。これまでの推し石崎はひゅーいでしたが、これからは了に推し変します。

 

 

ちなみにまだたったの一度も勝ったことはありませんが、そんなことはどうでもいい、取るに足らぬことです。推しが今日もホールにいてくれるだけで十分。見返りを求めるなんて、万死に値する恥ずべきこと。

 

肝に命じて、今日も“推し事”行ってきます!

 

 

PS.宇佐見りん先生のことも、これから全力で推す所存です。あぁ〜、この世には尊いものが多過ぎてしんどい!

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