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パチンコ・パチスロブログ

しおねえ

公開日: 2020/12/25

スーパーの帰り道、「メロン2玉500円」という看板に釣られ、メロンの移動販売車に近づきました。

 

普段は、なるべく移動販売車には近づかないようにしているんです。昔ね、無駄に高い値段の焼き芋を移動販売車でたくさん買っちゃって、後悔した経験があったから…。

 

つい、店員さんの口車(って言ったら失礼だけど)に乗せられちゃうのよ。

 

私、チョロい客なんです。だから、近寄らないことがチョロい客ができる最善の策なんです。

 

だけど、メロンが大好きな私は「メロン2玉500円」の看板をスルーすることができず、売り場に近寄ったのですが…罠が待ち構えていました。

 

陳列されていたほとんどのメロンは2玉で500円ではなかったことに驚いたのも束の間、2玉で500円のメロンはグレープフルーツくらいのサイズのものだと説明され、「え!? え!? え!?」と動揺しまくる私。

 

結局、メロンの種類は2玉で500円のものから1玉3500円のものまで5段階あると説明を受けました。

 

ちょっと詐欺にあった気分を味わいましたが、まだ高い値段で買わされたわけではないのでセーフ。とはいえ、1玉いくらのメロンが妥当なのかが分からないので、困惑していました(汗)。

 

スーパーでカットメロンなどはちょくちょく購入しますが、1玉丸ごと購入することはほぼありません。あるとすれば、お祝いなどの贈り物としてですが、そういった場合に購入するメロンは高級メロンなので、価格の参考にはなりません。

 

とりあえず、試食のメロンを一切れいただくことに。甘くて美味しいけれど、もうちょっと甘いメロンが食べたいような気もする。

 

この試食のメロンはちょうど真ん中のランクの1玉1500円のものだそう。となると、私が欲しているメロンは1玉2500円以上のものになる。

 

2玉500円のメロンに釣られたのに、当初のお目当てのメロンからはどんどん遠ざかっていきました。

 

その後、店員さんと話しているうちに、いつの間にか私は1玉3500円のメロンを2玉買わされそうになっていました(汗)。さすが「チョロい客」といったところですが、この日の私はちょっとだけ頑張ってみました。

 

すぐには買わず、悩んでいるふりをしてみます。すると7000円で3500円のメロン2玉と、おまけで2500円のメロンを1玉つけると言ってきました。

 

不慣れな値段交渉で、おまけを付けてもらうことに成功し、内心とても嬉しかったのですが、1人で3玉ものメロンを食べきれるのか…という疑問が湧いてきました。

 

なので、もうひと踏ん張り。おまけを付けてもらうのではなく、2玉で7000円から、値下げをしてもらう交渉に移ります。

 

結局、1玉3500円のメロンを2玉5000円で購入することができました。もう少し粘ればもっと安くできたかもしれません。でも、幼い頃にお土産ショップで母親がしつこい値段交渉をして、店員さんにキレられた記憶が頭をよぎり、これ以上はやめておきました(笑)。

 

500円でメロンを購入するはずが、最終的には5000円で購入したので、予算はだいぶオーバー。でも、ただのチョロい客からは抜け出せた気がしたので、価格には満足しています。プライスレスっていうやつですね。

 

関西では値段交渉は当たり前なんて聞くけれど、あまり関東では馴染みがないんですよね。家電量販店などではするみたいですが、そういった交渉ごとが得意なタイプではないので、先にネットで調べて価格の安いお店で交渉することなく購入してしまいます。

 

私が交渉ごとが苦手になったのは、前述した母親の強引な値段交渉を目の当たりにし、嫌な思いをしたことと、母親しかり、周りに私に代わって交渉してくれる人が幼い頃からいた環境が影響している気がします。

 

今回はちょっとだけ頑張ってみたけれど、値段交渉をするたびに「フリーは向いてないな」って思うよね(笑)。

 

営業って、本当に大変なお仕事。心から営業職の方をリスペクトしています。そして、幼い頃は恥ずかしいと思っていたけれど、今となっては強引な値段交渉をしていた母親にも、尊敬と感謝しかありません。

 

うちは自営業だし、キレられても動じない強いハートを母親が持ち合わせていたから、不自由なく生活できていたんだもんね。その結果、なんでもできる母に、なんにもできない子が育ってしまいましたが(笑)。

 

今でもなんにもできない私ですが、メロンを値切れてちょっとだけ成長できた気分。大したことじゃないけれど、些細なことに喜びを感じられることが幸せ。

 

さて、そろそろ完熟した頃かしらね。

戦利品を、美味しくいただくとしますか。

 

ではまた来週、しおねえでした☆

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