懐かしき夏の思い出
記事一覧へ公開日: 2021/04/09
ネタがないときは、写真フォルダを漁るのが1番。ってことで、過去の写真を漁っていたら、なんだか痛々しい写真が出てきました。
これは4年前の夏に必勝本の女子ライター
満井あゆみちゃん
つる子さん
なるみん
の4人で海に行ったときのことです。
この話はどこかで話したことがある気もしますが、とても思い出深い出来事だったので、こちらでもあらためてお話させていただきますね。
その日は千葉県の海水浴場に行ったのですが、前日は台風でした。そのため、当日も天気が悪く、海には私たちしかほぼいませんでした。
おかげで普段なら待ち時間のあるバナナボートなどのマリンアクティビティも乗り放題。天気は悪いけれど「むしろラッキー!?」くらいに思っていたのですが、事件はとあるマリンアクティビティで起きました。
それがコレ。
たしか店員さんは「ワオ」って呼んでたかな。
この写真とまったく同じボートかは覚えていないけれど、足を伸ばして座るタイプのボートです。コイツがとてつもなくハードでね…。
実際はそんなに激しい乗り物ではないのですが、この日は台風の翌日。海が荒れていました。ただ真っ直ぐ走っているだけでもボートがビョンビョン跳ね上がるほどで、カーブのときなんてちゃんと持ち手を強く握っていないと一瞬で吹き飛ばされそうになりました。
お客さんが私たち以外いないから、マリンアクティビティの店員さんもサービスをしてくれたんですかね。1回の乗り時間が普段よりも長かった気がします。
でもね、走り出して数分は楽しいんですけど、横揺れ縦揺れと、とにかく衝撃が半端ない。後半は握力もなくなり、完全に忍耐勝負になっていました。
「この手を離したら楽になれる…」
と何度も心の中で思ったけれど、みんなに迷惑がかかるし、「なんとか頑張らなきゃ!」と必死に持ち手にしがみついていました。
そんな耐久戦に脱落した人が1名。
はい、つる子さんです。
1番手を離しちゃいけない人が離しちゃったんです。
そのせいで大変なことになります。
このボート、バナナボートとは違って持ち手を離しても壁があるので海にはなかなか落ちないんです。その結果、つる子さんがボート内でトランポリン状態になりました。
34年間生きてきて、上から人が降ってくる(しかも何十回も)という経験をしたのはこれが最初で最後です。運悪く私はつる子さんの上半身をもろに喰らうポジションにいたので、ダメージが1番大きかった。
なので、申し訳ないけど、あのときはお願いだから海に落ちてくれと思いましたね(笑)。
なんとか最後まで手を離さず耐えたのですが、私はつる子さんとボートの間でサンドイッチ状態のまま何度も衝撃を喰らったので、背中がズタズタになり、肘は血まみれになっていました。
こんなに負傷していたのに最後の方は意識が遠のいていたので、乗っているときはまったく痛くはなかったんですけどね(汗)。
後から全身の痛みと血だらけの肘を見て驚きました。帰りにコンビニでつる子さんに特大サイズの絆創膏を買ってもらってすぐに貼ったおかげか、今では跡も残らず綺麗になりました。
そんなほろ苦い夏の思い出。
怪我をして痛かったけれど、それも含めて素敵な思い出です。
去年の夏に引き続き、今年の夏も海はお預けになりそうな予感ですが、またいつかみんなで海に行きたいなぁ。そして、荒れていない海でまたワオに乗りたい。
そんなワオ、みなさんも興味があったらぜひ乗ってみてください。同乗者がいる場合は、手を離さないように頑張って耐えてくださいね。
ではまた来週、しおねえでした☆
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