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スロカイザー

最高と最低の初打ち

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公開日: 2023/07/31

 

この世に星の数ほど存在する“パチスロあるある”。

 

・大勝ちした次の日は大負けする

・高設定が確定した途端にノマれ始める

・当選率25%は全然当たらないが、継続率75%は全然続かない

・全台系をツモったが自分の台だけ出ない

・天井が近くなると弱レア役が急にやる気を出す

 

などなど。

 

天井に関する“あるある”は機種によってはそういう仕様…ごにょごにょ。で、そんな中でも上位に入るほど誰もが経験しているであろう“あるある”は

 

・何も知らないと薄っ引きができる

 

だろうか。初打ちで簡単に引けたフラグだったがあとで調べてみたらめちゃくちゃ重かったとか、手応え抜群で「この機種甘いな」と思ったけどむしろ辛かったとか、あり得ないぐらいのミラクルが起きたとか。

 

自分も何度も経験したことがあり、前にもブログで書いたがとくに印象に残っているのは

 

『北斗SE(4号機)』…初打ちで万枚を経験&当日は自分以外にも万枚出した人がいたので「北斗SEの時代が来たな」と思ったけど、そんな時代は来なかった。

 

 

 

 

『初代まどか(5号機)』…初打ちで万枚出したときは通常時がわずか82GでずっとART中。さらにART中は遡行フリーズが何度も発生していたので、そういうものかと思っていたが全然そういうものではなかった。

 

 

 

 

『ゴブスレ(6号機)』…初打ちで万枚をはるかにオーバーして一撃1万8千枚、80%継続の上位ATが大連チャンしたので「実は80%継続じゃないのでは⁉」と思ったが、翌日以降の上位ATはショボ連で終わってしっかりと収束している。

 

などなど。

 

とまぁ、初打ちで色々なミラクルを起こして色々と勘違いしたけれど、その後はしっかりと現実を見せられて咽び泣いたものだ。

 

ただ、初打ち時は“あるある”が発動して必ず良いことが起きる…そんなわけがなく、血反吐を吐きそうな経験も数えきれないほどある。記憶に残っている過去最低の初打ちは

 

『凱旋(5号機)』…何も起きずに10万負け。翌日リベンジしようとしたが返り討ちにあって2日間で18万円負けた。

 

だろう。

 

これは決して塗り替えられることのない、初打ち時の最悪な出来事として一生君臨し続ける…と思っていたのだが、先日、豪快に塗り替わった。

 

打った機種は『ナイツ』。

 

 

 

 

SNS上での評判は上々だったので打つ前日からワクワク気分、希少台ゆえに確保できるかどうかでドキドキ。

 

で、当日は熱気が渦巻くホールで実戦をしたのだが、

 

 

 

 

 

ボーナスを引けども引けどもチャレンジBIGで出玉が増える気配を見せずに投資が止まらない。それでも「その機種の楽しいところを味わうまでは打ち続ける」という信念に基づいてレバーを叩き続けたのだが、打ち始めて数時間経ったところでギブアップ。

 

ただ、勘違いしないでほしいのは投資が嵩み過ぎて口から泡を吹いてギブアップだったわけではない。まして、つまらなくて席を立ったわけでもない。心が折れた最大の理由はこの日、私の訪れたホールはアツかった、アツすぎた。漢字で書くと“暑すぎた”のだ。

 

 

 

 

エアコンが壊れていたのだ。

 

熱気が渦巻くホールは比喩でも何でもなく、ガチで熱気が渦巻いていた。一応、屋内のイベントとかでよく見かける冷風を出すマシン(名前は知らない)

 

 

こいつ

 

 

が何台か置かれていたが、広いホールを冷やすことなどできず焼け石に水。そのせいもあってか、店内はビックリするほどガラガラで『カバネリ』・『北斗』ですら閑古鳥。数少ないお客は皆、店員が配っていたうちわで扇ぎながら打っていた。なにこの地獄。

 

 

展開が悪かった+蒸し風呂状態

 

 

この合わさるはずのない2つが見事にクロスして最悪な初打ちとなった。数時間打っていただけなのに服の下は汗でびっしょり、そりゃ、店内ガラガラになるよ。後にも先にもここまで最悪な初打ちはないだろう。

 

ナイツは設置ホール少なめの希少台なので「ここで打つしかない」と覚悟を決めようとしたけれど、「もう無理っ!」となったので撤退。

 

ということで、ナイツの初打ちは後日にやり直そうと思った今日この頃だ。エアコンの壊れたホールで打つという、人生で一度あるかないかの“パチスロないない”な貴重な経験ができたことに感謝(感謝してない)。

 

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