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ガチかデキレか

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公開日: 2024/02/12

 

古よりパチスロに存在する「押し順チャレンジ(択当て)」。

 

押し順正解でベルやボーナスなど特定の図柄が揃ったり、2択だったり、4択だったり、6択だったり、そして、正解したときの恩恵は上乗せだったり、ボーナス当選だったりと機種によって様々だ。

 

だが、押し順チャレンジがあると必ず「ガチかデキレか」で議論になる。

 

演出上では押し順当てをしているように見えるが、実は既に結果は決まっている出来レース(デキレ)だ、そう考える者も少なくない。

 

実際、過去には押し順チャレンジと思わせて、ただの演出(フェイクor確定)という機種があったし、中には押し順役が成立していないときでも押し順チャレンジが発生する(=ハズレ確定)機種もあった。とくに6号機になってからは「まずはデキレを疑う」という文化が根付いてしまったので尚更、押し順チャレンジは怪しい目で見られやすくなっている。

 

それ故かYouTubeやSNSなどで押し順チャレンジの検証動画(あえて押し順を無視するなど)を見掛けることがあるけれど、その多くは「サンプル不足」といわざるを得ない。中には一度だけの検証でデキレと決めつけてしまう者もいる。

 

押し順ナビを無視したのに成功した→これはデキレだ!と断定する、など。

 

そういう検証を見るたびに、いやいやいや、それだけじゃデキレと断定できないよとツッコミを入れたくなる。

 

過去を振り返ってみると、押し順ナビを無視したとき(第1ナビを無視、左or右の2択で中押しなど)どう処理されるか、それは機種によって大きく異なった。

 

・択当てと同じ確率で抽選

・特定の押し順(逆押しなど)として扱われる

・第2停止で決まる

など

 

また、全ナビ発生時は既に権利を獲得していて押し順ナビを無視してもOKなんてこともある。もちろん、「押し順ナビを無視=失敗確定」という機種もある。

 

それに実は押し順フラグは複数あって、見た目上は4択だが内部的には2択の可能性があったり、押し順不正解時の一部でも図柄が揃うことがあったり、確定(押し順不問)フラグが存在していたり、なんてこともあり得る。なので、押し順ナビを無視して図柄が揃ってもデキレ確定とはならない。

 

そう、ガチかデキレかを検証するには大量のサンプルが必要なのだ。

 

押し順チャレンジが連続で失敗or成功するとデキレを疑いたくなる、その気持ちは判る。だけれども、多くの場合はその答えを容易には導き出せない。内部システムによっては検証不可能なケースもある。

 

だったら、押し順チャレンジをガチと信じて挑んだほうが楽しいのではないだろうか。押し順チャレンジ大好きっこの自分としては、斜に構えずもっと純粋に楽しんでほしいなという気持ちが強い。

 

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