移り行くスマート化の中で
記事一覧へ公開日: 2024/02/05
2月5日に導入されるパチスロは
・Lパチスロガールズ&パンツァー 最終章
・スマスロコードギアス反逆のルルーシュ/復活のルルーシュ
・GI優駿倶楽部黄金
・L ゴジラ対エヴァンゲリオン
・Lストライクウィッチーズ2(サンスリー)
・Sky Love(カルミナ)
・スロット 冴えない彼女の育てかた
・ワードオブライツⅡ(エレコ)
ドドンと8機種。昨年の11月ぐらいから始まったビッグタイトルの新台ラッシュもいよいよ大詰めだ。その影響もあってか、ここ数ヵ月でホールのシマ状況は激変した。やはり一番目立つのはスマスロの台頭だろうか。
多くのホールでは、ノーマル・人気機種・バラエティ以外はほぼスマート化されており、来月にはスマスロ初のノーマルタイプ『スマート沖スロ ドラゴンハナハナ~閃光~』も登場するので、この勢いはさらに加速するだろう。きっとこんな感じでパチスロの完全スマート化されていくんだろうなと時代の流れをひしひしと感じる。
スマスロが始まった当初は、台確保や出玉の窃盗などのトラブルが多発したけれど今では落ちつき始めている。「年配の方が混乱する」とスマート化を危惧する意見もあったが、続々と登場するスマスロ&『スマスロ北斗』というキラータイトルのおかげで、スマート遊技に慣れ始めている印象すらある。
「年配者=新しいものが苦手」と過度に思い込む人がいて、今から14年ぐらい前に『海物語』シリーズ初のST機『スーパー海物語IN沖縄 桜バージョン』が登場したときは、
「きっと、奇数図柄が揃ったのに単発で終わってクレームを言う高齢者が続出する」
なんて予言めいたことをSNS上で自信満々に発言していた者もいたが、ST機自体は既に定着していたゲーム性だったのですぐに受け入れられて、今では『桜』シリーズは定番化している。また、6号機初のジャグラー『アイムジャグラーEX』が登場したときなんかは、
「中リールの7絵柄がひとつしかないから、ボーナスが揃えられない高齢者が続出する」
なんてことを言っていた人もいたけれど、とくに何も問題は起きなかった。というより、中リールに7絵柄がひとつしかないジャグラーは別に6号機が初ではないので(マイジャグ、ファンキーなどもひとつ)、当たり前といえば当たり前だ。
もちろん、新しいものが苦手な年配者はいる。苦手な人はトコトン苦手で私の母なんかはいまだに駅の自動改札に戸惑ったりもするが、一方でスマホを軽快に操作したり、動画配信したり、と若者顔負けの高齢者だって少なくない。結局は個人差だ。
とくに内部システムがコロコロと変わるパチ・スロを日頃から触れている年配者の適応能力は高めなので、完全スマート化時代になっても今と変わらずに楽しんでいるんじゃないかなと自分は想像している。
年配者だからといって侮ることなかれ、だ。
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