スマスロ ハナビ
アクロス
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2025/12/22
なんでも、来年2月に導入される予定の『スマスロ ハナビ』の「氷」の払い出しは15枚だそうだ。

『新ハナビ』で8枚になった払い出し枚数がもとに戻った感じだ。
ひと昔前は目押しが必要なスイカなどの小役の払い出しは15枚の機種が多かったけれど、時代の流れと共に払い出し枚数は減っていく傾向にあり、6~10枚が多くなっていった。
加えて、そんな小役が成立したときは、レバーON時に必ずなんらかの演出が発生して取りこぼしにくくなっていることも多い。また、左リールにチェリーを狙えば目押し完了という機種が増えていったり、レア役はリプレイフラグなので取りこぼさなかったり…などなど、そもそも目押し自体が時代と共に簡単になっていった。
別にそれらを否定するわけではないが、その影響もあって通常時はただ回すだけ、強い演出が発生するまでリールを見る必要なしの作業感が強くなっていった。それ故にスマホなどを見ながら打つ、“ながら打ち”をする者が増えていった。
“ながら打ち”はSNSなどで非難の対象になることがあるけれど、正直、これはしょうがないのかなという気持ちもある。小役は取りこぼしにくくなっているのなら、この行動をとる人が出るのは自然の流れだと思う。

私が初めて“ながら打ち”を目撃したのは4号機の頃で、何の機種だったかは忘れたが完全告知機だった。漫画誌を読みながらレバーを叩いて、ランプが光ったらボーナスを揃える、そんなことをしていた若者がいた。
当時は「この人は何が楽しくてパチスロを打っているのだ⁉」と疑問に感じたものだが、今ではそのプレイスタイルが広まっており、自分も「これはしょうがない」と思うようになったのだから時代の変化というのは面白いものだ。
ただ、15枚の払い出しのある小役が頻繁に成立したり、レバーON時に強い演出が必ずしも発生するわけではない、となったら話は別だ。なにせ、取りこぼしたら15枚の欠損…言い換えれば300円損するのだ。
そんな機種での“ながら打ち”は愚の骨頂以外何物でもない。そして、『スマスロ ハナビ』はきっとそんな機種となるだろう。通常時の何でもない1Gにも重みがあるのだ。
既述の通り、私は“ながら打ち”は否定しない。だけれども、“ながら打ち”ができなくなるような機種…取りこぼしやすい小役があったり、払い出し枚数が多かったり、通常時にしれっとモード示唆や設定示唆演出などの有益情報が発生したりする、通常時でも油断できない機種がどんどん増えてほしいという思いはある。
“ながら打ち”は否定しない。否定しないけれど、皆が皆、スマホで動画など見ながらレバーを叩いている光景を見ると、少し寂しいかなという気持ちにもなるからだ。

とはいっても、私もスマホで株価をチェックしながらパチスロを打つことがたびたびあったりするので人のことは言えなかったりする。『スマスロ ハナビ』を打つときは目の前のパチスロに集中したいと思う。
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