君の姿は神に似ている
記事一覧へ公開日: 2018/12/24
先週、私は競馬で40万円もの大金を手にした。
40万円、現在の価値に換算すると40万円もの大金だ。
そのお金を手にして、例のごとく後輩の女子ライターに美味しいご飯をご馳走して、下心アリアリ、ニンニクマシマシ、タンピンドラドラでワンチャンを狙う
…予定でいたが、師走という時期的に皆忙しくて捕まらなかったので、仕方がなく股間に第三の腕(サードアーム)を宿している編集メンにカニをご馳走した。
具体的に言うと、カニしゃぶだ。しゃぶりつきたくなるほどの美味だった。ぷりっぷりだ。
カニは偉い、美味しいから偉い。野郎と一緒に食べても美味しいのだから、この味はカニ懸っている、もとい、神懸っている。
もし、私が漢字を作る人だったら「蟹」なんて野暮な文字にはせず、「神似」にしただろう。いや、茹でるから「神煮」か。一気に不謹慎になった。
ちなみにカニしゃぶは1人1万円(現在の価値に換算すると1万円)と贅沢の極みだった。
カニ料理で散財したけれど、まだまだお金は残っている。なにせ、40万円だ。凱旋の天井単発を5回喰らってもまだおつりがくるレベルだ。
まぁ、本当に天井単発を5回喰らったら、お金がどうこうという話ではなく、茹でたカニを筐体に投げつける、いわゆる台カニをするだろう。
もちろん、台カニは重大なマナー違反なので「台カニをする」というのは言葉の綾(あや)だ。
「スロカイザーが台カニしたいって言ってた」
と炎上させないでほしい。炎上していいのは、カニだけだ。
カニは焼いても美味しい。マジで美味しい。
で、残ったお金は何に使ったか。
ゲームを購入。ただ、ゲームの価格などたかが知れているので、40万円はビクともしない。40万円の強固さを例えるならば、カニの甲羅だ。
カニみその甲羅焼も絶品だ。
今まで黙っていたが、私は無類のカニ好きだ。もっとカニを食べたいという気持ちが強い。浴びるほどカニが食べたい。ライター名を「あびる蟹」と変えてもいいぐらいだ。
だが、それを実現にするには40万円では足りない。1人で食べるのなら十分な金額だと思うが、それだと寂しすぎる。何度も何度も、エターナルで後輩の女子ライターを誘ってカニを食べたいので40万円では心細い。
カニの足ぐらい細くて不安になる。なので、この40万円を元手に勝負することを考えた。
40万円全てを有馬記念にぶっこむ!!
…というのは、さすがにそれは馬鹿すぎるので(馬だけに、というハイセンスなジョーク)、
10万円勝負(厳密に言うと9万5000円勝負)に止めておいた。自分で言うのも何だが、止めていない感がハンパない。
で、有馬記念の結果は
1着:8番 ブラストワンピース
2着:12番 レイデオロ
3着:15番 シュヴァルグラン
私の購入した馬券は
こんな感じで、8番も、12番も、15番もそこには記されていない。そう、全くかすりもしなかった。
ということで惨敗。カニへの道が閉ざされてしまった。だが、私は諦めない。そこにカニがある限り、私は挑み続ける。
私たちの本当の戦いはこれからだ!!
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