終わらない夏

TVをつけると『24時間テレビ』が放送されていた。

そうか、もうそんな時期か。

思い出すな、24時間テレビを見ながら夏休みの宿題のラストスパートをかけた幼き日々を。

思い出すな、途中で諦めて就寝した幼き日々を。

思い出すな、2学期開始早々に担任の教師に叱られた幼き日々を。

私は宿題というものが昔から苦手だったな。

もう夏が終わろうとしている。もう8月も終わろうとしている。耳をすませば、9月の足音が聞こえる。

今年の夏は

オフ会に参加したり、

USJに行ったり、

女子ライターと仲良く一緒にアイスを食べたり、

男性漫画家とヤケ肉(実戦で負けてたあと、ヤケになって食べる焼肉)したり、

『G1 CLIMAX』でアツく燃えたり、

と人生で1、2を争うほどリアルが充実していた気がする。ここ数年は家の冷房が壊れて、汗かきまくりの暑苦しい夏ばかりだったので良い思い出がない。

ちなみに「冷房が壊れたなら、修理or買い替えれば」と思うかもしれないが、私の部屋は腐海の森(若干は綺麗になった)で足の踏み場がない＝業者を呼んでも意味がないので、その選択肢はないのだ。

思い残すことのない素敵な夏…というのは言い過ぎだが、ようやく夏らしい夏を過ごせた気がする。

だが、浮かれてはいけない。夏は終わるが、男たちの夏はこれからだ。

来たる9月1日に

注)チケット予約は完売

『ドキ! 夏男だらけのサマーフェスティバル祭2019』が行われるので、まだまだ気が抜けない。

さて、先日。男メンバーが集まり、スタジオを借りてライブに向けて稽古をした。

普段、おチャラけているメンバーだったが、この日は真剣だった。

「練習でできないことは、本番でもできない」
「練習はウソをつかない」

これは私が子供の頃から、よく目や耳にした言葉だ。

そう、本番でないからといって手を抜くことは許されない、しっかりと準備をしておかなければいけないのだ。

皆、歌詞をある程度暗記していたので、ライブの稽古は滞りなく終了した。

「しっかりと練習しておくように」とHYO.氏に宿題を出されていたので、皆、完璧だった。

歌詞を全く覚えてなくて、叱られた者など1人もいなかった。

思えば、私は宿題というものが昔から苦手だったな。