吉宗3
サボハニ
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2021/01/04
皆様、あけましておめでとうございます。
一年の計は元旦にありということで、三日三晩寝ずに計画を考えた結果、
「増毛」
に決定したスロカイザーです。今年もよろしくお願いします。AGA治療ってやつが気になるお年頃です。
さて、皆はもう打ち初めを終えただろうか。やはり、新年一発目の実戦は今年の“流れ”を占う貴重な一戦なので、慎重に立ち回って是が非でも勝っておきたいところ。
ただ、今は繁忙期。黙っていてもホールにお客が来る時期なので、多くのホールは設定状況が芳しくない。この時期でも設定を惜しげもなく使うホールに心当たりがなければ、正月休みが終わるまでじっと待機しているのが賢い選択だろう。
だが、残念ながら私は賢くないので危ない橋を渡りにホールへGO。だって、打ちたいんだもん。
で、選択した機種はこちら。
『吉宗3』だ。
選択理由は単純で「低設定でもBIGを引けばなんとかなる(気がする)」からだ。もちろん、低設定を長時間打つほど私は酔狂ではないので、ボーナス一発勝負だ。
開始早々、千両回胴がループしてポイントをガッツリ獲得。そして、100GちょっとでポイントMAX。残念ながらボーナス非当選だったが、こういう細かいところでついているのは“流れ”が良くなっている証拠だ。
きっと今年はスタートダッシュを決めて、怒涛のプラス収支を築き上げるかもしれないな。目指せ、ミリオンスロッターっ!!
…なんて期待に胸を膨らませていたが500Gのゾーンを抜けてファーラウェイ、天井一直線となった。
750Gを超えて、あと少しでボーナス。だが、財布の中には千円札が1枚。吉宗3は50牧あたり約50G回せるので、きっと多くの人はこの千円で天井に到達することを願ってレバーを叩くだろうが、私は違う。
ベル揃いが悪ければ天井に届かない可能性がある。あと数ゲーム回せば天井到達というところで、席から離れてATMに向かうのはスマートではない。
「あいつ種銭が尽きたのか」なんて思われるのはダサい。なので、私は最後の1枚をサンドに投入して、下皿に千円分のコインがある状況でATMに向かった。
これなら誰も私がATMに向かったとは思わないだろう。年始のATMは手数料がとられるが、それよりもスマートさのほうが大切だ。
ホールの目と鼻の先にあるATMに着き、ズボンから財布を取り出した。その刹那、私は動揺を隠しきれなくなった。身体中から嫌な汗が噴き出してきた。
「あれ、ないぞ⁉」
財布の中にキャッシュカードが入っていなかったのだ。いつもならカードポケットに刺さっているハズなのに、そこは虚無。何もなかった。
カードが入っていない理由はすぐに見当がついた。落としたわけでも盗まれたわけでもない。年末に財布を整理したときにカードを抜いて、そのままだったのだ。
………。
あれ、ちょっと待て。これって絶体絶命ではないか。残り千円分のコインで天井に到達しなかったら続行は不可。あと数ゲーム回せばボーナスなのに、そこでヤメなければいけない。
いやいやいや、バカすぎるだろう。正真正銘のあんたバカだ。スマートの真逆だ。
それだけは絶対に避けなければいけない。絶対に小役を揃えなければいけない戦いが、ここにある。
ホールに戻って実戦再開。回しているのは通常時、それなのに特化ゾーン中のような、いや、それ以上の緊張感に包まれた。
レバーを叩いて、リプレイが揃う。
よし、1ゲーム儲けた!
レバーを叩いて、ベルが揃う。
よしよし、延命延命!!
1ゲーム回すたびに一喜一憂。この感覚は使っちゃいけないお金でパチスロに挑んだ、“あの日”のようだ。
あの日は、運良く連チャンして凌げた。そうだ、私は土壇場に強い人間だ。だから、今日も大丈夫。…そう自分に言い聞かせてレバーを叩いた。叩き続けた。
そして……。
マジでギリギリでボーナス当選。残り6枚だった。
私は悟った。今年はイケる。今年は頑張れる。今年は勝ち組になれる。この逆境を乗り越えられたのだから、私は回胴を制すことができる。
今年のスロカイザー先生の活躍にご期待ください。
ちなみに、ボーナスはBIGが揃うも
全然、なんとかならなかった。
【スロカイザーDATA】
体重:93.6 kg(先週差:-1.0kg)
体脂肪率:26.0 %(先週差:+0.1%)
「正月太り」という年中行事を回避して現状維持。
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