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スロカイザー

伝説の龍

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公開日: 2022/01/10

 

現在好評発売中の『パチスロ必勝本極』の最新号。

 

 

ここでは毎年恒例のパチスロ・オブ・ザ・イヤーが発表されている。2021年に登場した機種の中で頂点に輝いた機種は何なのか⁉

 

 

また、5号機とのお別れが近いということで、20人のライターたちがそれぞれの5号機ナンバー1機種をピックアックしている。

 

 

もちろん、私も参加しておりアノ機種をベスト1に挙げた。

 

さて、ベストがあればワーストがあるというのが世の常だ。ということで、今回はスロカイザー的5号機ワースト機種を紹介しよう。ただ、勘違いしないで欲しいのは

 

クソ台

 

という意味ではなく、期待ハズレだったという意味でのワーストだ。打つ前は期待に胸を膨らませてワクワクが止まらなかったのに、いざレバーを叩いてみると何かが違う。そして、打てば打つほど期待とは真逆の挙動を示し続けた、そんな機種のことだ。

 

目を瞑れば思い出す期待ハズレだった機種の数々。その中でも燦然とドス黒く光り輝き、我よ我よと力強く主張する、とある機種。ヤツこそが5号機ワースト1に相応しいだろう。その機種の名は…

 

 

『ハイディング・ドラゴン 臥龍伝説』

 

メジャーな機種ではないので、知らない人のために簡単にこの機種のゲーム性を説明するとごく普通のノーマルタイプの完全告知機だ。それなら期待ハズレもへったくれもないような気もするが、問題はメーカーの公式サイトに書かれていた売り文句だ。

 

 

1:設定師の調整では、エンジョイプレーは出来ない
2:連続ボーナスの無いスロットは、極悪マシーン
3:ドル箱カチ盛りがナイスマシ-ンの証明

 

なんと香ばしい文言の数々。

 

もう一度言う、この機種はごく普通のノーマルタイプの完全告知機だ。それなのに連続ボーナスだとかドル箱カチ盛りだとか射幸心を煽りまくり。さらには設定に関係なくパワフルな出玉に期待できるとかも書かれている。

 

こんなのはもう“何故か”ハマりと連チャンを繰り返す、“アレ”な仕様のマシンとしか思えないわけで。4号機の頃お世話になった、アレでアレな機種を思い出すわけで。もはや期待せざるを得ないわけで。

 

で、片道1時間ちょっとのところにあるホールにこの機種が導入された。バラエティとかではなくガッチリと導入された。

 

もちろん、私は打ちに行った。財布に札束詰め込んで打ちに行った。その結果は…

 

ごく普通のノーマルタイプの完全告知機だった。

 

ごく普通のノーマルタイプの完全告知機なのだから、ごく普通のノーマルタイプの完全告知機なのは当たり前だが、「いやいや、違うだろ」と筐体に突っ込みを入れた。過去の大当たり履歴を見ても何も香ばしさは感じなかった。日が悪かっただけかと後日打ち直したが、ごく普通のノーマルタイプの完全告知機のままだった。

 

 

ごく普通のノーマルタイプの完全告知機としてはなかなか面白い機種だったが、期待ハズレとしか言いようがなかった。なお、後継機で『ハイディング・ドラゴン・バーニング』という機種も登場した。

 

 

こちらは筐体デザインが滅茶苦茶カッコよかった。

 

 

そして、売り文句は前作同様にとてつもなく香ばしかったが、私の知る限りではごく普通のノーマルタイプの完全告知機だった。やはり、期待ハズレだった。前作同様に面白かったけれど期待ハズレだった。

 

もしかしたら、私が知らないだけで某ハイビスカス系機種のように一部のホールで暴れまわっていたかもしれない。もしそうだったら、期待ハズレワースト1は『走れメロス』となるだろう。

 

 

導入前、公式サイト上では物凄く面白そうな演出(主に巨人の星のパロディ)が掲載されていたが、実際に打ってみると通常時は「延々と壺を割っている」演出を見ているだけだった。本当にこれにはガッカリした。

 

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