パチスロ交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZE…
サミー
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2023/12/15
その昔、エウレカのアニメを全部見たのですが、フットサルの回がどうしても理解できませんでした。どうもヒポたまです。
とあるホールから入手した、人気機種のスランプグラフを設定付きで掲載していく当企画。今回は『パチスロ交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO TYPE-ART』の1ヵ月分のスランプグラフをいただきました。
データをいただいたホールの『エウレカセブンART』の設置台数は2台。まとまった件数を掲載するため、1ヵ月分のスランプグラフとなっています。掲載総数は2台×4週間(28日)=56件です。
導入以来、好調な稼働を続ける『エウレカセブンART』の稼働状況や、導入後の感想などをホール店長さんに聞いていますので、ホール側の考え方も見ることができます。
中でも気になるのは「少数設置台×高稼働台」の設定はどうなっているのか? という部分だと思いますので、しっかりとデータで確認してみてください。
それでは『エウレカセブンART』を設定付きのスランプグラフをどうぞ!
■導入初日
■導入2日目
■導入3日目
■導入4日目
■導入5日目
■導入6日目
■導入7日目
■導入8日目
■導入9日目
■導入10日目
■導入11日目
■導入12日目
■導入13日目
■導入14日目
導入1・2週目の設定割合 | ||
---|---|---|
設定 | 投入台数 | 割合(%) |
1 | 8台 | 28.6% |
2 | 11台 | 39.3% |
3 | 3台 | 10.7% |
4 | 4台 | 14.3% |
5 | 0台 | 0% |
6 | 2台 | 7.1% |
導入1・2週目の差枚数 | |
---|---|
総差枚数 | 1台あたりの差枚数(全28件) |
-5383枚 | -192.25枚/1台 |
導入1・2週目の設定配分は、約70%弱が設定1・2となっており状況的にはかなり厳しそうでした。
しかし、2週間を終えての差枚数が-5383枚と、そこまで大きなマイナスにはなっていませんでした。
スランプグラフも見ていただきたいのですが、低設定で負ける時でもかなりゆっくりと下降しているのが見て取れます。
本機は天井を搭載していないので、低設定だと判断した時は大怪我をする前にスパッとヤメるという選択ができそうです。
勝利の鍵はボーナスよりもAT「コーラリアンモード」の方が握っていると思われ、A番台の13日目のように、ATを引けてさえいれば、8枚ではありますがプラスで終えることができています。
■導入15日目
■導入16日目
■導入17日目
■導入18日目
■導入19日目
■導入20日目
■導入21日目
■導入22日目
■導入23日目
■導入24日目
■導入25日目
■導入26日目
■導入27日目
■導入28日目
導入3・4週目の設定割合 | ||
---|---|---|
設定 | 投入台数 | 割合(%) |
1 | 11台 | 39.3% |
2 | 9台 | 32.1% |
3 | 2台 | 7.1% |
4 | 5台 | 17.9% |
5 | 0台 | 0% |
6 | 1台 | 3.6% |
導入3・4週目の差枚数 | |
---|---|
総差枚数 | 1台あたりの差枚数(全28件) |
-1181枚 | -42.18枚/1台 |
3・4週目に入っても相変わらず設定1・2が約70%と、設定配分に大きな変化はありませんでした。
ただ、総差枚数は-1181枚とかなり改善され、お客さん側の「エウレカセブンART」に対する経験値が上がった結果だと思われます。
新台導入直後は初打ちの方が多いので低設定であってもある程度回してくれますが、導入から少し時間が経つと経験値も上がり、台の見切りが早くなります。
そうなると、ホールも稼働してもらうためにはある程度設定を入れる必要がありそうです。
それをお客さんに認知してもらわなければ稼働キープができなくなってしまうので、今後設定が入る可能性は大いにあると思います。
それではみなさんお待ちかね、店長さんに現場の生の声をお聞きしてみました!
■設定変更・全リセについて
朝イチの恩恵が高確移行するかどうかだけなのでさほど強くないのと、変更後にリールのガックンがないことを踏まえると変更が見抜きにくい機種かと思います。
最近はリセット恩恵のある台が多く、設定者としても非常に労力がかかる内情も含め、同一設定の日はリセットしないお店も多いのではないでしょうか。
注目度の高い機種ですが、据え置きが原因で稼働が落ちる影響は少ない印象です。
■設定通り動くか?
少台数の店舗が多いため、単店では荒れている現状ですが、ビッグデータで見れば概ね発表値に近いようです。
出したい時にはしっかり設定6をいれないと差枚数が出ないため、ポイントになる日はそのような配分を心掛けます。
ただし、設定1でもあまり利益が取れないので、予定よりも取れすぎている状態でないとなかなか高設定は入れにくいですね。
■今後の稼働はどうか?
安定して稼働してくれていて、基本的に稼働がなくなることがありません。
適正台数で運用している結果かもしれませんが、間違いなく長生きしていく機種ですね。その分、薄利で営業しなければお店への期待値を下げてしまいます。
このような機種を毎日低設定で使用し続けるお店は、ユーザー目線としては注意したいところですね。
■お客様の評判
荒波仕様の機種が増えている中で、A+ARTの需要が高いことが証明された実績だと思います。
『マジカルハロウィン8』も同様に好成績を出していることからも、勝ち金額重視ではなく、ゲームとしての面白さを求めているユーザー層に高評価を得ています。
店舗としては機械台が安いわけではなく利益も取りにくい実情で、経営観点から台数を多くしていくことは難しそうです。
個人的には、A+ARTは価値が高いので増やしていきたいと思っています。
2週間ごとの設定別台数 |
||
---|---|---|
設定 | 1・2週目 | 3・4週目 |
1 | 8台 | 11台 |
2 | 11台 | 9台 |
3 | 3台 | 2台 |
4 | 4台 | 5台 |
5 | 0台 | 0台 |
6 | 2台 | 1台 |
設定状況としては1ヵ月を通して、設定5が1度も使用されていないという結果になりました。
設定5を使っていない理由としては、低設定が甘く動いている中で高設定を使うのなら、「設定5ではなく設定6を投入してはっきりと出玉でアピールしたい」といったところでしょう。
また、1ヵ月を通して設定の入れ方がほぼ変わっていませんが、稼働自体は維持しているので、今後どのように扱われ設定状況が変化していくのか楽しみな機種です。
2台設置ということで台数は多くないのですが、設定に対してはかなり素直な結果になりそうな「A+ART機」ということで、設定ごとにどの程度勝率があるのかは気になるところです。
果たして高設定はしっかりと結果が出ているのでしょうか?
■設定ごとの勝率
設定ごとの勝率 | |||
---|---|---|---|
設定 | 対象台数 | プラス差枚台数 | 勝率 |
1 | 19台 | 6台 | 31.6% |
2 | 20台 | 9台 | 45% |
3 | 5台 | 2台 | 40% |
4 | 9台 | 4台 | 44.4% |
5 | 0台 | 0台 | 0% |
6 | 3台 | 3台 | 100% |
やっはりA+ART機の設定6の安定感は抜群ですね!
そのほかにも設定1で約30%、設定2〜4すべてで勝率が40%を超えているのを見ると、低設定でも勝つチャンスは十分ありそうです。
『エウレカセブンART』が描く導入後1ヵ月分のスランプグラフの形はいかがでしたか?
初めてA+ART機を扱ったのですが、やはりAT機に比べて安定感がありましたね。
今回のこのデータを参考にしていただき、少しでも皆さんの立ち回りに活かし、勝率を少しでも上げていただけたら嬉しいです!
設定6は安定感が別格ですが、やはり投入されることは少なそうです。
中間設定はわりとありそうなので、少しでも勝率を上げるためには高設定をツモることよりも、低設定を回避するということの方が大切になってきそうです。
それではいつものようにおまけとして、今回調査した中から差枚数ベスト3とワースト3をどうぞ!
ベスト3&ワースト3の差枚数 | ||
---|---|---|
ベスト3 | ワースト3 | |
1 | +3866枚(設定2) | −3006枚(設定1) |
2 | +3270枚(設定6) | −2369枚(設定2) |
3 | +2764枚(設定6) | −2329枚(設定2) |
3台しかなかった設定6が2位と3位、そしてまさかのベスト台が設定2という結果になりました!
それではまた次の台でお会いしましょう!
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