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豊丸産業、7月31日でパチンコ事業を停止 事業環境や経営状況踏まえ決断

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2026/07/28

豊丸産業は7月28日、パチンコ事業を停止すると発表した。7月31日をもって事業を停止する。

同社は、昨今の事業環境や経営状況を踏まえ、今後の事業継続について慎重に検討を重ねた結果、事業停止を決定したとしている。取引先に対しては、事業停止による影響をできる限り最小限にとどめられるよう、最後まで対応に努める方針を示した。

現在ホールに設置されている同社製パチンコ機については、事業停止後、直ちに遊技できなくなるものではなく、各遊技機の検定期間中は、各ホールの判断により設置・運用が継続される。

また、部品供給や書類発行を含む保守対応については、終了日などを対象の取引先へ個別に案内する。東日本営業所と西日本営業所は8月31日付で閉鎖し、その後の問い合わせは名古屋本社に設置予定の「お問い合わせ・サポート窓口」で対応する。

一方、福祉事業機器を扱う未来事業については、事業拡充に向けて運営体制の見直しを進める。新たな事業運営体制が決まるまで、新規注文および新規導入の受付を一時停止するが、現在利用されている「トレパチ」「トレパチテーブル」「TANO」などの保守対応や問い合わせは継続する。

なお、同社ホームページや公式YouTubeチャンネル、公式Xについては、現時点で直ちに閉鎖する予定はないとしている。

パチンコファンに向けては、「当社は、多くの遊技者の皆様からいただいた応援やご期待を決して忘れることはありません。これまで豊丸産業の遊技機をご愛顧いただきましたすべての皆様に、社員一同、心より感謝申し上げます。皆様から賜りました長年のご支援は、私どもにとって何よりの励みであり、大切な財産です」とコメントし、長年の支持に感謝を伝えた。

1960年設立、『ナナシー』など独自性の高い遊技機を展開

豊丸産業は1960年に設立。1992年には業界初となる4インチTFT液晶を搭載した『ピカイチ天国1』を発売。1996年には一般電役タイプの代表的な機種として長くシリーズ展開されることになる『ナナシー』を発売した。翌1997年には業界初の3D液晶機『CRカンカン天国』、1998年には業界初の巨大7セグ機『CRデラマイッタ』を市場投入するなど、特徴的な機種を送り出してきた。

2000年には7インチワイド液晶を搭載した『CRデンデンデン』を発売。2010年以降も、2010年の『CR天上のランプマスター』、2013年の『CR餃子の王将2』など、特徴的なゲーム性を持つ機種を展開した。2015年には代表機種『ナナシー』を復活させた『CR SUPER電役ナナシーDX』、一撃7,000個を打ち出した『CR餃子の王将3』を発売している。

近年では、2022年に企業コラボ第4弾となる『Pyes!高須クリニック』、2024年には『P江頭2:50inナナシーLT』などを発売。2025年には新コンセプト「超甘LT(ラッキートリガー)」を発表し、『P【超甘LT】江頭2:50inナナシー 奇跡の99%』など、低確率帯とLTを組み合わせた機種を展開した。

また、遊技機事業以外では2014年に「未来事業室」を設立し、福祉施設向けレクリエーション機器「トレパチ」を発表。その後、2017年には「元気はつらつ トレパチ!テーブル」を発売するなど、福祉分野にも事業領域を広げてきた。

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