HEY!鏡
大都技研
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/06/05
最初に登場間近となっている6.6号機について解説していきましょう!
6.6号機の変更点はコインありで遊技するパチスロ(スマスロ以外)における同一有利区間ゲーム数の上限が4000Gから6000Gに変更となります。
今回の変更に伴ってこれまでよりも差枚数+2400枚という上限枚数の過程で、有利区間のゲーム数が足りなくて一旦途切れて有利区間がリセットされるということがさらに少なくなります。
これはスマスロの有利区間の上限ゲーム数が撤廃されて無制限になっているため、その差異をなくすためのような措置に思えますが…いわゆる“規制緩和”の一環なのは間違いないでしょう。
6.6号機の型式試験はすでに4月12日から始まっているので、間もなく登場とのこと。コインありで登場するパチスロのゲーム性に要注目!!
6号機とは、5号機に代わる新規則下で作られたパチスロのことです。最速導入機種は2018年9月、京楽の直営店で先行導入された『ぱちスロ ゲッターロボ』で
全国的なホール登場第1弾は『HEY!鏡』(大都技研)です。
6号機という名称からもわかる通り、パチスロは時代の変遷に応じて、度重なる規則(内規)の変更が行われてきました。その度にプレイヤーはもとよりメーカー・ホール等の関係者の注目を集めてきたのですが、それでは実際のところ、6号機の規則とはいかなるものなのでしょうか? これより順を追って詳しく見ていきましょう!
5号機からの変更は出玉性能に関するものがメインで、主なものは以下の通りとなります。
●機械割の下限規定が細かくなった
5号機時代は「17500Gの出玉試験で機械割55%が下限」だけでしたが、6号機では「400Gで33.3%」「1600Gで40%」「6000Gで50%」「17500Gで60%」と細分化されました。
●機械割の上限が抑えられた
上の表は出玉試験の機械割の上限をまとめたもので、出玉試験の各段階において瞬間最高出玉が抑えられているのがわかります。
また、出玉試験のあり方が変更されていて、5号機は単純に「400G間の出玉試験」でしたが、6号機は「任意の400Gの区間が試験対象」となっています。試験を通して、どこかの400G間(ボーナス中やAT中であっても対象)で上限を超えてしまうと不合格、ということになります。
下限・上限枚数に関しては、あくまでも出玉試験の場においてのものなので、ホールで実際に打った時、「400Gで1500枚出た!」というのは普通に起こりえる話です。なので当然「終日打って万枚出た!」も、5号機より難しくなったことは確かですが、決して不可能な話ではありません。
●一撃最大2400枚
ATやARTの一撃での最大獲得枚数は2400枚までで、これを超えると自動的に終了します。仮にそこまでに500枚分を投入していたとしても最大は2900枚とならず、2400枚で終了となります。
したがって、6号機で万枚を達成するには、最短でも2400枚を4回とプラスαを手にする必要があります。
●高純増ATの復活
旧基準機(5.5号機より前の機種)である『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』が長くホールに設置されていたのであまりピンと来ないかもしれませんが、5.5号機では自主規制により1Gあたり約2枚を超えるAT機が作れなくなりました。しかしこの自主規制が撤廃されたので、規則さえ守られていれば1G平均純増10枚も可能です。
●天井の復活
5.9号機にて「有利区間」が登場し、システム上天井機能を搭載することが難しくなりました(天井機能そのものが禁止されたわけではなく本来のゲーム性との両立が困難)。しかし6号機で「有利区間」の解釈が変更され、実利的な天井を搭載することが可能となったのです。
●ボーナスタイプのBIG枚数が変更
5号機でBIG1回の最大払い出し枚数は480枚でしたが、6号機のBIG1回での最大払い出し枚数は300枚となっています。
『戦国コレクション4』(コナミアミューズメント)登場時、「初の6.1号機!」と話題になりましたが、6(.0)号機から6.1号機になって何が変わったのでしょうか? 主な変更点は以下の3つで、いずれも規制緩和と言える内容となっています。AT抽選に関わるものもあるので要チェック!!
●ペナルティ規制の一部緩和
6.0号機では、打ち方(主に押し順)によってAT抽選の結果が変わる(ペナルティを設ける)ことは認められていませんでした。ところが6.1号機では、例えば同一フラグの3枚or15枚役(順押しで3枚、逆押しなら15枚の払い出し)があった場合、「順押しだったら3枚獲得してATも抽選、逆押しすると15枚獲得できるがATは抽選しない」といった、打ち方に応じたAT抽選が可能となります。
ただし、機械割に関する規則は6.0号機と同じなので、「3枚+AT抽選」と「15枚のみ」のどちらを選んでも、機械割が変わらないようにする必要があります。
ではこの変更によるメリットは何かと言うと、メーカーがマシンを作る際に、一般的な6.0号機よりもベース(50枚あたりの平均消化ゲーム数)の低い機種を作りやすくなる点にあります。ベースが下がるということは、初当り確率をアップさせられることにつながるので、これまでの6.0号機とは違った出玉推移を描く機種の登場にも期待できそうです。
●レバーやストップボタンによる演出バリエーションが拡大した
6.0号機では、レバーはリールを回す役割のみだったのですが、これが演出にも使えることになりました。5号機のAT・ART機にあったような、フリーズを利用した擬似遊技で「レバーONのたびに7が揃って上乗せ」といったゲーム性を取り入れることが再び可能になっています。
●ビデオリール機の開発が行えるようになった
あまり知られてはいないですが、実は5.9号機から『回胴黙示録カイジ3』(ロデオ)や『パチスロ百花繚乱サムライガールズ』(DAXEL)等といった、液晶でリールを再現しているビデオリール機の開発が自主規制されていました。この規制が撤廃となったので、そのうち6号機でもビデオリール機が登場してくる可能性があります。なおビデオリール機とは言っても、以前の機種がそうであったようにミニリール(仕様上はあくまでもこちらがメインリール)は搭載されます。
最大の変更点として注目されているのが有利区間上限の大幅変更。
「有利区間1500G」→「有利区間3000G」へと変化した6号機がもたらすメリットとは何なのか。
以下のリンクにて6.2号機について掘り下げているのでぜひチェックしてほしい。
「有利区間3000G」! 6.2号機についての特集記事はコチラ
・6.3号機の変更内容
この変更では有利区間が完全撤廃されました。ただ、こちらが適用されるのは、今後登場予定のスマートパチスロ(メダルレス機)のみ。メダルを使用する遊技機には、従来通り有利区間の上限が存在しています。
・6.4号機の変更内容
有利区間ランプによる、有利区間告知義務が撤廃されました。これはプレイヤーにとっては「期待感の持続」というメリットがある一方で、「立ち回りのしにくさ」に繋がるデメリットもあります。ただし、告知義務がなくなっただけで告知が禁止されたわけではありませんので、有利区間ランプがすぐに姿を消すことはないでしょう。
・6.5号機の変更内容
6.5号機となって変わったのは2点で、1つは「2400枚でその有利区間は強制終了」の解釈が“出玉”から“差枚数”に変わったこと。もう1つの変更は、同一有利区間が3000Gから4000Gにまで伸びたことです。
詳しくは下記の記事で解説しているので、そちらをチェックしてみて下さい!
出玉上限(2400枚)という縛りがあるものの、瞬発力に関しては5号機を上回るポテンシャルを持つ6号機。
以下のリンクにて6号機の『機械割』ランキングを掲載。
機械割の高い上位勢は一体どの機種なのかチェックしてみよう。
6号機『機械割』記事はコチラ
6号機が登場して次の9月で丸々6年が経過します。
そろそろ6.6号機がデビューする今のパチスロ市場ですが、徐々に出玉性能が優れている機種が出てくる中、皆さんは「コレだ!」という機種を見つけることは出来たでしょうか?
5号機と比較して出玉性能が劣っているという状況もなくなってきている昨今、6号機の集大成となる機種がそろそろ出てきてもおかしくないでしょう。
あなたにピッタリな機種も必ず出てくるはずです!!
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