新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜
ビスティ
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/04/26
ここでは、耳が早いプレイヤーの期待を集めているラッキートリガーについて解説していきます。何やら景気良さそうな名称で、ある程度推察できますよね?
はい、その通り。ラッキートリガーとは上位RUSHへの突入契機、もしくは上位RUSHそのものを指します。このトリガーを引ければ、一撃大量出玉が期待できるのです!
まずはラッキートリガーの大まかな説明をしましょう。
基本的には冒頭の通り、「ラッキーなトリガーを引けたら大量出玉獲得」で間違いありません。そしてこれが可能となった背景には、総量規制の緩和が挙げられます。
では総量規制とは何かというと、「確変やRUSH突入時点での期待出玉の上限」のことです。
これはあくまでも理論上の期待出玉の上限であって、実際のホールでの獲得出玉の上限ではありません。この総量規制値が低ければ低いほど出玉設計値は低くなり、大連チャンする台や一撃大量獲得が可能な台を作りにくくなるわけです。
具体的には、現行設置機種は総量6400個が上限です。実際には6400個を超える一撃ウン万発といった大爆発も見られますが、これらはすべて総量6400個規制の範囲内での誤差なのです。
この総量6400個規制が9600個と1.5倍まで緩和されました! これはまさに「幸運の引き金」の名にふさわしい出玉性能と言えるでしょう。
ちなみに6400個も9600個も、あくまでも自主規制(内規)の話です。もっと大枠のルールである規則(風営法)と直接的な関係はありません。総量6400個規制が決められたのは1/399のMAX機が不可能になったタイミングです。
ただし、すべての台が9600個規制になったわけではありません。いくつかの条件があるので、それを紹介していきましょう。
現行機種の大当り確率の下限は、スマパチが1/349、P機が1/319ですが、ラッキートリガー搭載機は1/200以上がメインになります。
初当りが数多く取れる甘デジやライトミドルがメインなので、基本的には従来のようなRUSHに入ったり入らなかったりを繰り返しつつ、上位RUSHがラッキートリガーになっている台などが想像できますね。
第1弾として登場する機種のスペックを見てみると、液晶図柄揃いと実際の大当り確率を分けることで、ミドルタイプのような感覚で遊技する機種も出てきています。
ゲーム性の幅が広がったことで、様々なタイプの機種が出てきそうで楽しみですね。
スマパチに搭載が認められたCタイムという機能。
Cタイム搭載のスマパチでは『ぱちんこ 新・必殺仕置人S』(京楽)がその実力の片鱗を見せていますが、市民権を得ているとまでは言えないのが現状です。もしかしたら今後Cタイムが人気になることも考えられますが、とにかく、ラッキートリガー搭載機にはCタイムを搭載することはできません。
ちなみに、甘デジやライトミドルのすべてにCタイムを搭載できなくなるわけではありません。総量6400個規制を超えるスペックを持つマシン(ラッキートリガー搭載機)に、Cタイムが搭載できなくなるだけです。
また、Cタイムについての概要は以下の特集で詳しく解説しています。こちらも参照してください。
これは考えてみれば当たり前ですが、初当り1/200以上の機種で簡単にラッキートリガーが発動するようでは、ゲーム性が完全に崩壊してしまいます。型式試験の短時間試射試験を(出過ぎで)クリアできなくなる可能性が高いため、限界出玉ギリギリのところでバランスが取られるはずです。
そもそも名称がラッキートリガーなのですから、突入すればラッキーといえるような突入率になることでしょう。
30年以上前の話ですが、CR機普及のために、メインデジタルの確変はCR機のみ許可という超優遇措置が行われてきた歴史がパチンコにはあります。
そのため当時のことを覚えている方には、まさかe機(スマパチ)のみOKなのか、と思った方もいるのではないでしょうか。
大丈夫です、P機でもスマパチでもラッキートリガーの搭載は可能です。ただし、前述したとおり、スマパチでラッキートリガーを搭載する場合は、Cタイムは搭載できません。
総量規制の緩和が発表された当初は、開発期間の関係から早ければ今冬あたりの登場になるのではと噂されていましたが、その後、はっきりした日程が示されました。
そして2024年3月4日の導入を皮切りに、多数の機種が登場しました。結果、ユーザーからの支持を得て好調な稼働を維持しています。
それではどんなタイプの機種が出ているのか、具体的に詳解していきましょう。
ラッキートリガー(LT)搭載機種といってもそのスペックは様々で、大まかに分けると下記のようになります。
初当りが軽く遊びやすいスペック。小さな連チャンを積み重ねつつ、稀にラッキートリガーを引いて大きく出玉を伸ばす展開になるでしょう。
<機種例>
初当りは軽めなものの、下位RUSHの性能が控えめ。辛抱強く打ち続けて、いずれ来るラッキートリガー発動で大量出玉を獲得していくスタイルです。
<機種例>
内部的な大当り確率はライトミドル。そのうちの何割かを図柄が揃わない大当りにすることで、実質的には1/319など低めの図柄揃い確率になっています。ラッキートリガー搭載機種の中でも、特に出玉の波が激しいスペックと言えますね。
<機種例>
以上、現在導入されている機種をタイプ別に分類してみました。ゲーム性や力の入れどころがそれぞれ異なるので、しっかり把握しておきましょう。
機種名 |
|||
盤面 |
|||
大当り確率 |
約1/99.9 | 1/99.9 | 1/199.8 |
図柄揃い確率 |
ー | ー | ー |
下位RUSH仕様 |
ST50回転 継続率:70.1% |
ST24+4回転 継続率:約90% |
ST77回転 継続率:約70% |
LT突入条件 |
①強敵RUSH中大当りの10% |
①初当りの5.5% ②凱旋ロード中大当りの3% |
①このすばRUSH中大当りの0.5% ②残保留消化時大当りの88.6% |
LT仕様 |
ST130回転 継続率:95.0% |
次回まで継続 継続率:90% |
時短10000 +4回転 継続率:約89% |
LT性能 |
期待出玉 約10300個 |
期待出玉 約11500個 |
期待出玉 約9593個 |
機種名 |
|||
盤面 |
|||
大当り確率 |
1/129.7 | 1/199.8 | 1/99.9 |
図柄揃い確率 |
ー | ー | ー |
下位RUSH仕様 |
時短3+1回転 継続率:約88% |
ST53回転 継続率:約72% |
ST100回転 継続率:約75% |
LT突入条件 |
①超源RUSH中大当りの2% |
①初当りの1% ②HAZARD RUSH中大当りの33% →SURVIVAL CHANCE中の大当り |
①右打ち中大当りの一部 |
LT仕様 |
時短6+1回転 継続率:約98% |
ST87回転 継続率:約87% |
ST160回転 継続率:約89% |
LT性能 |
期待出玉 約10440個 |
出玉1500個 ×継続率約87% |
フリート チャージ =10R×1〜3回 |
機種名 |
||
盤面 |
||
大当り確率 |
1/129.99 | 約1/199.9 |
図柄揃い確率 |
ー | ー |
下位RUSH仕様 |
ST31+4回転 継続率:約55% |
ST21+4回転 継続率:約60% |
LT突入条件 |
①神RUSH中大当りの15% |
①真仕置CRASH中大当りの25% |
LT仕様 |
ST100+4回転 継続率:約91% |
転落タイプ 継続率:約88% |
LT性能 |
出玉1000個 ×継続率約91% |
出玉1500個 ×継続率約88% |
機種名 |
|||
盤面 |
|||
大当り確率 |
1/192.7 | 1/197.9 | 1/207.39 |
図柄揃い確率 |
1/399.9 | 1/329.9 | 約1/319 |
下位RUSH仕様 |
ST70回転 継続率:約51% |
ST120回転 継続率:約75% |
ST120回転 継続率:74.6% |
LT突入条件 |
①初当りの約10% ②ライトニングバレットチャンス中に大当り ③チャンスタイム中の引き戻し |
①通常時図柄揃い時の25% ②時短中大当りの約33% ③OVER RUSH中大当りの一部 |
①竜騰虎闘モード中大当りの7% |
LT仕様 |
ST167回転 継続率:約80% |
ST148回転 継続率:約82% |
ST178回転 継続率:86.7% |
LT性能 |
期待出玉 約12334個 |
出玉2000個 ×継続率約82% |
期待出玉 約9600個 |
機種名 |
|
盤面 |
|
大当り確率 |
1/179 |
図柄揃い確率 |
1/399.6 |
下位RUSH仕様 |
転落タイプ 継続率:約65% |
LT突入条件 |
①初当りの約5% ②FAIRY RUSH中大当りの約40% |
LT仕様 |
転落タイプ 継続率:約77% |
LT性能 |
期待出玉 約12544個 |
機種名 |
||
盤面 |
||
大当り確率 |
1/199.8 | 1/129.7 |
図柄揃い確率 |
ー | ー |
下位RUSH仕様 |
転落タイプ 継続率:約77% |
ST60回転 継続率:約70% |
LT突入条件 |
①HYPER GO!GO! RUSH中大当りの約3% |
①GOBLIN SLAY CHANCEの約10% |
LT仕様 |
転落タイプ 継続率:約90% |
ST113回転 継続率:約90.4% |
LT性能 |
図柄揃い時の 出玉1060個 ×継続率約90% |
出玉約1000個 ×継続率約90.4% |
ここまででお伝えした通り、すでに様々なタイプの機種が導入・発表されています。しかしラッキートリガーはまだまだ発展途上。スペックに関しては、色々な可能性を想像することができます。
1回あたりの獲得出玉を少しずつ多くしたもの、上位RUSHへの突入率・転落率を現行機より良くしたもの、MAX1500個のループ率を極限まで高めたもの、などです。
その中でも理論上、最大のものは以下となります。
・継続率約84.4%×ALL1500個
大当り1回での最大獲得出玉は1500個で、これは現在と変わらず。右打ちALL1500個で総量9600個の場合、どこまで継続率を引き上げられるかと言うと、なんと約84.4%まで可能です。
比較対象で最もわかりやすいのが、現行機種で右打ちALL1500個の人気マシン『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』(ビスティ)でしょう。
本機のST継続率は約81%です。81%でも十分すごい爆発力が、ラッキートリガーはそれを凌駕するのです。
アップした連チャン率は3.4%ほどですが、ラッキートリガー搭載機は悪くとも1/200以上です。ミドルより1.6倍初当りが得られやすいのに、文字通り同等以上の破壊力を有することができるのです。もちろん、その分ラッキートリガー突入率は下がることになりますが。
また、同等の初当り確率で、右打ちALL1500個の『P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲』(サミー)もいい比較対象と言えるでしょう。
本機のRUSH継続率は約81%で、突入率は約35%。ラッキートリガー搭載機は、これよりも突入率が数%下がることが予想されます。
記事参照元:web GREEN BELT【コラム】パチンコ内規改正 ラッキートリガーとは?
まるでジャックポットのような夢のある存在、ラッキートリガー。様々なタイプの機種が出揃ってきていて、もはやホールの中心的存在になっています。この熱狂はしばらく続きそうなので、乗り遅れないようにまずは情報戦を制しましょう!!
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