公開日: 2026/01/13
ふと思ったんですよ。パチスロにAIが搭載されたらどうなるのかって。なんかよくわからないけどゾッとしました。だってそのAI、ユーザーとメーカーとホール、誰の味方なのかって考えたら…少なくともユーザーには敵になると思うんですよね。もちろん出玉に関しては完全確率抽選だからAIがどうこうできることはないんですけど、演出ですよね。
(お、このボタン停止のタイミングは…こういう人間のパターンだから演出はこうして…設定示唆を鵜呑みにするタイプだから、ガンガン出そう)
みたいなことをされちゃうかもしれない。当たらないけど各々楽しめるバランスでアツめの演出を出してくれる、とかね。それはいいんだけど。それが偶然じゃなくて意図的になった時点で、僕の好きなパチスロではないような気がしちゃいます。顔認証ついてて
(あー、またコイツか。コイツは予告音さえ鳴らしておけばニッコニコで1000Gハマってくれるから楽でええわい)
ってAIにナメられるのも嫌。たぶん合ってるんだけどね。演出バランスをユーザーの要望に応じて変えてくれるAIだったらいいけどね。それでも僕は完成品を愛でたい派です。だってお金払ってるんだよ? ラーメン屋でお金払って厨房立つ人いないでしょ? いや極論か。カスタマイズは客側がすることもあるか。
まあまあ、パチスロにAIが搭載されるなんてまだまだ先の話…って思うじゃない? 実はね、もう既にあるんですよ。AI搭載パチスロ。

こちらバルテックさんから2007年の3月にリリースされた『パチスロ 安田大サーカス』です。なんと19年前にAI搭載のマシンが世に出ていたんです。ビックリですよね。仕様はMAX408枚払い出しのBIGを搭載した、初当りちょい重めの5号機ノーマルタイプです。ATやRT等の付加機能はなし。演出と出目でボーナスを察知して、7を揃えてコインを増やす単純明快なマシンです。
じゃあ、どこにAIが使われているのか?
安田大サーカスは演出にステージの概念があって、ラスベガスステージに移行するとチャンスとなります。チャンス。何のチャンスかといえばボーナスのチャンス。今成立しているワケではなく、「これからボーナスが成立する」チャンス。おかしいですよね? ストックでも擬似ボーナスでもない、純粋なノーマルタイプにそのステージの概念はおかしい。盛り上げも行き過ぎれば嘘になる。嘘が及ぼすのはユーザーへの不利益です。しかしご安心ください。このラスベガスステージ、適当な台側の嘘で移行するワケではないのです。業界初の人工知能を搭載したこのマシンは、過去の抽選結果データを参照して次回ボーナス成立のタイミングを予測し、その予測ゲームが近くなるとラスベガスステージへ移行するのです(!)
やばぁ。この機能を搭載させたバルテックの人やばぁ。いい意味でイカれてると思います。本当にいい意味で。
でもこれ本当にAI搭載していたんですかね(笑) いやだって、この時代だったら別に言ったもん勝ちじゃないっすか。AIがどういうものか一般的にはまだ全然広まっていない時代だし。「AI」っていう映画はあったけどね。まだファンタジーの一部って感じ。ボーナス終了後とか、ラスベガスステージ移行ゲーム数をランダムで振り分ければ済む話だしなぁ。当たるワケではないからね。予測するだけだから。隣のおじさんの予測と大差ないんです。いや今のAIだったらね、大差あると思うけどね。2007年のAIは…ね。知らんけど。
ちなみに僕は当時、 雑誌の企画でパチスロ安田大サーカスをホール実戦しています。結果がどうだったのか詳細は覚えていないんですけど、ラスベガスステージは案外当たった記憶なんだよなぁ(笑) ただ当然100%ではなく、偶然で起こる範疇ぐらいだった気がします。そうじゃなかったら、今頃スマスロ安田大サーカス4〜クロちゃんの逆襲〜でホールが賑わっていたはずです。それはそれで見てみたい未来ではあるけども。
by HYO.
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