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雷の歴史

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公開日: 2026/03/03

 

遂に待望の『サンダー』シリーズ最新作、『スマスロ サンダーV』が導入されました。待ってたぜサンダー! はい。えーっと、シリーズと言ってもね、全部を知っている人はそう多くないと思うので、ざっくり振り返りましょうね。

 

●初代『サンダーV』

1997年、メ―シーが開発・販売。3連絵柄を初めて採用したパチスロ機であり、また予告音やチャンス演出としてリールフラッシュを初めて採用した機種でもある。すげぇ。先駆者すぎる。サンダーがなかったら今のリーチ目マシンはほとんどなかったとっても過言ではないレベル。BIGの中のハズシがビタで、ベルを取るのも引き込みが悪くて、通常時はちょっとでも気を抜くとスイカをこぼす…当時の僕にはかなりハードルの高い台ですが、それでも打っていました。だって死ぬほどカッコイイから。できないから打たないというには、サンダーVはあまりに勿体なさ過ぎたんです。

 

●『サンダーV2』

2001年、メ―シーが開発・販売。ボーナス+AT機で、AT・イナズマラッシュは50G間に指定の小役を入賞させればクリアとなり5G延長、その5G間で再び指定小役を入賞させれば5G延長、その5G間に指定小役を入賞させればスーパーイナズマラッシュ突入確定で、最大で7000G継続する…という6号機では考えられない破天荒なパチスロ機でした。ちなみに僕はスーパーイナズマラッシュに入れたことがありません。めちゃくちゃ負けていました。でもねぇ、中リールのリプ・V・リプがカッコ良くてねぇ。あと小役ナビを自分の好きなバランスでカスタマイズできたり、ペプシマンみたいな男が液晶でグルグル回ってたり…好きだったなぁ。いつか、中リールの配列だけでも継承した台が出てきてほしいものです。

 

●『サンダーVスペシャル』

2007年、エレコが開発・アルゼが販売。5号機の初頭ですね。設定は1・4・6の3段階設定で、BIG・MID・REG3種類のボーナスを搭載したノーマルタイプでした。BIGで336枚、MIDで238枚獲得可能…か。MIDが今のBIGぐらいの枚数なんだね。時代だねぇ。パチスロ業界はまさに真冬っていう感じでしたが、面白い台はしっかりと作られていました。この台は左リールの単VがニセVでして、ボーナスの入賞型には絡まないブランク的な絵柄でした。このニセVが本当に悲しいぐらい貧相で、見るからに偽物なんですよ。でもねぇ、それが良かった。哀愁があったんだよなぁ。

 

●『ダイナミックサンダーV』

2011年、エレコが発売。Vスペシャルと同様のノーマルタイプ。設定は6段階。MIDはなくBIGとREGのみ。えーっと、あんまり打っていません。なぜなら配列があまり好みではなかったのと、一発告知が…あの…すごい邪魔だったんです。スイカが揃って、同時当選かも?と思った瞬間に告知が入ってしまうという、今のAプロマシンでは考えられない演出バランスだったんです。完全告知機と言っても過言ではないレベルでした。1回、雑誌の企画でヘッドフォン+目隠し(うっすらリールだけ見える)の状態で打ったら、めちゃくちゃ面白かったんだよなぁ。もしかしたら、あの頃は僕がまだ未熟だっただけで、今打ったら新しい法則とかがあって楽しめるのかもしれない。

 

●『サンダーVリボルト』

2015年、アクロスが開発・ユニバーサルが販売。リール配列も含めて、初代にかなり近い仕様になったリボルトちゃん。設定は6段階。サンダーとしての完成度はマジで高かったですね。高すぎて、スイカを取りこぼすユーザーが続出。そこで僕は初代を知らないユーザーのために逆押し手順を推奨したんですが…今考えると、それが正しかったのかはわかりません。攻略誌のライターとしては、当然やるべきだったと思います。でも一人のサンダー打ちとしては、左1stの楽しさをもっと広めるべきだったのかもしれません。予告音・出目・フラッシュの完成度が凄く高くて、今でも語り継がれる伝説の名機です。

 

●『サンダーVライトニング』

2020年4月に導入開始。そう、コロナのロックダウンの真っただ中です。導入時期が悪すぎたよなぁ。「消灯しなければスイカがない」というルールを追加することで、サンダーを知らない人でも気軽に打てる仕様になっています。技術介入も軽めだし。ただ、配列がリボルトや初代とは大きく変更され、赤7周りの法則がかなり変わってしまいました。『Bマックス』っぽくなったのよね。そして停止ボタンが四角。これも初代やリボルトが好きだったプレイヤーから酷評されました。僕は別に気にならなかったんだけど…まあ、サンダーの硬派な部分が薄れてしまっているというのは同意見でしたかね。ライトニングちゃんにはライトニングちゃんの良さがちゃんとあったんですけど。打ち込む前にほとんどのホールから姿を消してしまった、不遇のサンダーです。そっか、もうすぐ6年経過で打てなくなるのか。

 

そして、7作目となるのがスマスロ サンダーV。配列は初代やリボルトに近いですね。ライトニングちゃんで失われた硬派さは復活しつつも、消灯の法則はライトニングちゃんから継承されて優しさも兼ね備えています。ボーナストリガー機なのでBIG獲得枚数は最低でも約303枚、トリガーループ(約15%)が発生すれば約480枚以上が獲得可能。スイカの取りこぼしを防ぎつつ、ボーナス成立を察知して、迅速にボーナスを揃える(ただし3枚掛け専用機)。サンダーVって、打ち手をカッコ良く見せてくれるんだよなぁ。

 

ちなみにサンダーVはパチンコもありました。ホールでは見たことないけど(笑) 

 

この原稿がアップされる頃、僕はホールでスマスロ サンダーVをキャッキャ言いながら打っていることでしょう。リーチ目なんかほとんど忘れてるからね。でも、それがいい。またサンダーVのカッコ良さをイチから知れるんだから。みなさんも是非、ホールで味わってみてください。ハナビとはまた一味違うリーチ目の素晴らしさが、そこにはありますから。

 

by HYO.

 

著者:HYO.

リーチ目とスケベな女の子をこよなく愛する41歳・2児の父。パチスロ必勝本のパチスロライターとして長年活動しているが、バンドにYouTubeに構成作家に…と色々やりすぎて自分の居場所がどこかわからなくなっている。

通称:必勝本のなんでも屋・裏ボス・酔っ払い。

 

■ X:@o_hyou_san

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