
公開日: 2025/03/07
たとえば設定。本人、小役確率や示唆演出などから最高設定だと確信した台を年明けまで打って二万勝ったとします。それをXで「コゼロクで二万勝ち」と全世界に向けて発信したら、翌朝、その店の店長が「実は最低設定でしたバーカ」とリプライ。真偽のほどはさておき、それが拡散されて結果、全世界に恥を晒してしまったとなるとこの「最低設定だった」という事実は当人にとって知りたくない情報だったと言えます。動画やSNSで偉そうな講釈ばかり垂れているガチ系のプロ気取りであればなおのこと。以降、その人の信用の度合いはプロフィール欄に底辺から成り上がり、7社経営、総資産三十億と書いてある謎の美女と同等となります。
※職業メンヘラ/SNS総フォロワー数30万/風邪引いて病み上がり
パートナーの浮気もそうです。おせっかいな知り合いが浮気の可能性をチンコロしたせいで疑心暗鬼になり、以降、彼女のスマホを覗き見したり、口に包丁を咥えて後を付け回したり、脱いだパンティの匂いを普段より少し長めに嗅いだりするようになったという話は枚挙に暇がありません。余計な情報が入ってきたことにより、メンヘラ、発狂、逮捕、起訴、実刑という地獄行き快速に乗ってしまう可能性なきにしもあらず。というか、情緒不安定な女王が改札でピピッとSuicaをかざして、この地獄行き快速に乗ってしまうのではないかと考えたらもう気が気ではありません。
※この写真は擦り倒します。
事程左様に、世の中には知らないほうが幸せな情報というものが存在します。だから今月末に予定されている大人数での地方収録、私も含め全員、前泊ないし後泊をするのですが、事故物件ホテルをそうとは知らずに予約してしまった情弱な方にその事実を伝えようか伝えまいか。いまとても悩んでいるのです。もっとも、情報を出すタイミングによっては収録がめちゃくちゃ盛り上ガルとは思いますが。
※写真はあくまでもイメージ。本文とはなんら関係ございません。
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