チンパンジーだって学習する

　出ない、或いは出す気配がまるでない店は論外も論外、NOZAWA論外。パチンコ、パチスロを嗜む人間が最も行きたくない店であることはもはや言うまでもありませんが、私はそれ以外の理由で二度と足を踏み入れたくない、金を落としたくないと思う店がいくつかありますとか書くと、同期の桜を歌う軍人が士気を高めるため胸の前で力強く腕を振る、あの感じでレバーを叩くバカが隣に座ったとか、竜王戦の対局中くらい静かな『新ハナビ』のシマに突如として最大音量で打つバカがやってきたとか、客側に問題があるケースを思い浮かべると思うのですが、それに関しては台移動をしたり、盗撮した動画をソーシャルメディアにアップして社会的制裁を加えたり、悪質なケースであれば中武先輩に連絡してヤキを入れてもらったりすれば済む話なのですが、私が言いたいのはそういうことじゃない。店内の温度管理についてひとこと言わせて欲しいのです。

※カレー食ってもジム行ってきたのかと思うくらい先輩は汗をかきます。

　寒風吹きすさぶ中、外で抽選を受けて、そのまま再整列して、服役中でもないのに番号で呼ばれることに異を唱えたいわけではありません。こちらとてそのあたりは重々承知した上で並んでいるからいいのですが、そうなると客は当然防寒対策をします。客がアウターの下にパーカーやニット、そのさらに下に中武先輩ならヒートテックを着ていることを知っているはずなのにホールの中のなんと暑いことか。従業員は全員、新加勢大周改め坂本一生よろしくタンクトップで働いているのでしょうか、それとも店長は旧ソ連軍の歩兵なのでしょうか、そう思ってしまうくらいに暑い。打ち手が玉のような汗を垂らしながら打っているにもかかわらず、いっかな改善しようとしないのは一体全体どういうことかと毎年この時期になると思うのです。

※冬もパンダのセーターの下はこんな状態。かわいそうだと思いませんか？

　寒ければ一枚羽織るとか、金玉で手を温めてから打つとか、期待値がまるでない火中の栗拾い台を打つとかすればいい話ですが、暑いとなるともう脱ぐしかありません。だから冬場は特に適温を心掛けて欲しいと、これまで至る所で何度も釘を刺しているはずですが、まったく改善されないということは私が釘を刺している場所が悪いということでしょうか。糠に釘と言いますから。

※改善の兆しが見えないようであれば俺たち来店や収録はこれで打ちますよ？