女性ライター募集

　誰にだって本音と建前はあります。思っていることすべて本音で話すことができる人はそうそういません。かくいう俺とて大崎一万発大先生の「本音で話せや」というトーク番組に出演させていただいたとき本音で話したのは8割くらい。残りの2割は建前です。もちろん、本音がポロッと出てしまうケースはたまにありますが、公の場で決して出してはいけない、本音とキンタマを出すことは多分ありません。

　これはパチンコ必勝ガイドの女性ライター募集のお知らせです。もはや説明するまでもありませんが、いまや女性ライターはどこへ行っても大人気ですからね。誰が出ているかで雑誌やDVDの売り上げが左右されることもあると聞きますから、これはもうバンバン募集するべきであり、それが正しいビジネスの在り方だと思うのですが、どうにも解せない点がひとつ。顔写真は分かる、名前、年齢、住所、電話番号も分かる、雑誌に対してのコメント、応募動機も分かるけど、なんでライター募集なのに全身写真とスリーサイズが必要なのか。この点だけがどうにも解せない点であり、マジウケるんですけどーな点であるわけです。

　恐らくは本音がポロッと出てしまったんでしょう。ツイッターという公の場で本来出してはいけない本音がポロッと出てしまったんでしょう。後日、全身写真とスリーサイズが必要ないことに書いた本人が気付いたのか、それとも偉い人に突っ込まれたのか、そのあたりは分かりかねますが、暫く経って下のようなツイートがアップされていました。ここでもまた、マジでチョーウケるんですけどーであります。

 　ここからはあくまで俺の推測ですが、これは多分ライターの募集ではないのです。ハッキリ言うとDVD要員の募集なのだけど、そう書いてしまうとなんとなく後ろめたい。だからライターという体のいい言葉を使ったのだと私は思うのです。事実、募集要綱にはライターなのに「作文」とはどこにも書かれていません。ライター募集で作文なしはチャーシューメン頼んでチャーシューなしと同様、まずもってあり得ません。悪魔将軍がゆでたまご先生の許可なしにアクメ将軍に改名するくらいあり得ない話です。ライターのなんたるかを理解していない一部の映像制作会社や広告代理店がやるならまだしも、ライターと密接な関係にある出版社がそれをやるかと。ぶっちゃけ、マジウケるしーであります。

　ポロッと出した本音を引っ込めるくらいなら最初から全部本音で書けばいいのに…。恐らくこの一連のツイートを見ていたガイドワークス出入りライターのほとんどはそう思ったんじゃないでしょうか。ちなみに。現在パチスロ必勝ガイドでも女性ライターを大募集しています。ただ、履歴書と作文は当然のことながら必須です。はい、おしまい。