地獄

　先週、フィリピンのセブ島に行ってきました。シティに2泊、ビーチに2泊、特になにをするわけでなく、ただただ毎日遊んで酒飲んで、全部自腹なのにそのあたりを知らない方々に「NPOの金を使って遊びやがって」と叩かれるいつも通りのセブ旅行。唯一、いつもと違う点があるとすれば、指を日焼けしてしまったためキーボードがまったく叩けず、このコラムの更新日である水曜日に合わなかった点くらいでしょうか。ホント、すみません。

　正月にハワイに行って、少し前に西伊豆に行ってと、今年に入ってから遊んでばかりいます。仕事はたまにしていますが、仕事と遊びの比率で言うと今年は遊びの比率が圧倒的に高くなりました。というか、働けば働くほど納税額が上がることを先月の決算で知ったので今年はなにがあっても遊び優先。ただし、これは火遊び以外の遊びを指しますので念のため。

　基本、繁忙期以外の連勤は月～金で働く社会人と同様に5日まで。それ以上の連勤はサミーのレンキンで負けっぱなしだったこともありヤメました。いつまで需要があるか分からぬ仕事なのでこれを決めるにあたってかなり悩んだというか、厳密に言うと5分くらい悩みましたが、やはり根っからの遊び人間なのでしょう。目覚ましをかけずに家で観るミヤネ屋とエブリーの誘惑には勝てませんでした。

　よくよく考えてみたら若い頃から遊んでばかりいます。本気で仕事に打ち込んだのは原稿ばかり書いていた約5年間くらいです。きっと俺が死んだら地獄に落ちるでしょう。日頃の行いも決していいほうではありませんし、大先輩のグレート巨砲先生に言わせると俺は嘘をつかなくなってまだ二年の正直二年生ですし、嫌がる女子に突っ込んだことはなくても黄色信号に突っ込んだことはありますし。もしかすると地獄の最下層に落ちるかも知れません。

　先日、この写真がガル憎先輩のツイッターにアップされました。田中が理事長を務めるNPO法人セブンスピリットに通う子供たちにお土産として大量のお菓子を持って行っただけなのですが、かなりの方がこれを目にしたようで、やれいい人だとか、やれ優しいだとか言われ、少々困惑しました。何故なら俺が本当に見て欲しいと思っていたのはスロ打ちの皆様でなく天使。地獄に落ちた俺を引っ張り上げる二人の天使に見てもらいたかったのです。はい、おしまい。