負けたときのヒーリング
記事一覧へ公開日: 2017/03/15
パチンコ、パチスロを始めてからの約30年は負けっぱなしのやられっぱなし。唯一、年間収支がプラスになったのは鬼武者3があったあの年だけですから、俺のパチンコ、パチスロの歴史は負けの歴史と言えなくもありません。余談ですが、鬼武者3で勝ち越した年の年間収支プラス3万でした。
そろそろ慣れてもいいと思うのです。赤保留がハズれても、激アツの文字がスカっても平常心を保ち、ガチギレの分岐点である投資5万を超えても冷静沈着に振る舞えばいいと思うのですが、たかが機械に何故これほどバカにされなくてはいけないのかと思うとついつい台を取り外して床に置き、トップロープに駆け上りたいという衝動に駆られてしまうのです。
今月に入ってからというもの、まるで勝てません。勝ったり負けたりを繰り返して月のトータルで負けたというのなら、まだ納得できまずが、未勝利はどうかと思うのです。しかも、3万、6万、2万、3万、5万と負け額もハンパない。こんなとき、俺の荒んだ心を癒し、明日への活力を与えてくれるのは万枚超えの勝利でもツムツムのスキルチケットでも、ましてや丁寧なフェラチオでもありません。息子です。そう、股間にぶら下がっている息子でなく少年です。
心優しい少年なら大負けのショックを共有してくれるのではないか。もしかしたら俺と一緒にパチスロ必勝ガイドを開いて敗因を分析してくれるのではないか。いやいや、俺の負けがショックすぎて立ち直れないくらいのことを言ってくれるのではないか。新日本プロレスで開催されているニュージャパンカップのトーナメント戦で棚橋弘至がEVILに負けてしまった日の少年のツイートを見てそう確信したので、先日、「色々乱れ打って5万も負けちゃったよ」と言ってみたのですが、返ってきた言葉は「そんなの知らねーし」でした。はい、おしまい。
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