人情
記事一覧へ公開日: 2017/04/19
義理を軽んじる人間とは距離を置くようにしています。事実、複数いる一緒に仕事したくないライターのほとんどは、これまでに何度か義理を欠いたことのあるクソッタレ。そうしたクソッタレどもがどれだけ困っていようと絶対に金は貸しませんし、愛人も貸しません。
よく義理とセットみたいに言われる人情ですが、実のところ、義理と人情はまったくの別物です。損得や貸し借りを超越した情が人情ですから、5万負けた俺の動画を観た皆様が「かわいそうに…」という感情を抱くのは人情。縁もゆかりもない男性が女性関係で悩んでいるときに自分の愛用しているオナホールを貸してあげるのもまた人情です。貸したオナホールはちゃんと洗って返してもらいましょう。
義理と人情、どちらも大事であり、決して欠いてはいけないハナビにおけるリプレイハズシみたいなものだと思うのですが、個人的に義理は絶対に通さねばならぬもの、人情は生まれ育った環境や価値観もあるので人それぞれでいいと思っています。ただ、ひとつ言わせてもらうと人情味のある人というのは誰からも好かれますし、人気者であるケースが多い。寅さんや両さんはその最たる例と言えるでしょう。
私たち打ち手の多くが据え置きよりも上げを狙いに行くのはつまりそういうことなのです。心のどこかで店長の人情に期待しているからこそ、数日間凹んだ台を狙いに行くのです。店長だって鬼じゃない。私たちを勝たせる義理はなくても、ほんの少しの人情は持ち合わせているんじゃないか……。
そんな淡い期待を抱いて3日連続で凹んでいる番長3に座ったら、この有様。まさに鬼の所業、鬼畜の所業と言う他ないのですが、よくよく考えてみたら店長はスロライターではありません。客から好かれる必要はもちろん、人気者になる必要もない人に人情を期待するほうがどうかしているのです。はい、おしまい。
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