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塾長

長い目で見れば

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公開日: 2017/09/20

 先週、私の隣でハナビを打った彼の話を書いたのですが、覚えていらっしゃるでしょうか。セプテンバーなのでドゥユーリメンバーと聞いたほうがよろしいでしょうか。

誰とは決して言いません。上のクチが裂けても下のクチが裂けても誰とは言いませんが、このクソみたいなコラムだか実戦記だかを読んでいる方の中には我孫子をがそんしと、挽肉をばんにくと読む頭の悪いパチスロ愛好家もいらっしゃるようなので、簡単におさらいしておきますと、とある地方で私の隣に座った視聴者様は演者がハナビを打つときにいちいち「設定1でも勝てるんで」と言うのがたいそう気に入らないと。そのセリフを訊くたびに八つ裂きにしてやりたくなると。そんな感じの話をしたのですが、今回はその毒舌が過ぎる彼とのトークの続編です。

 

 

彼は「俺、長い目で見ればって言う演者も嫌いなんですよね」とも言っていました。以心伝心梅屋シンが聞いたらシマノのバスロッド持って地球の果てまで追っ掛けてきそうなセリフですが、私もこのセリフを投資が2万に達したときに言われるとイラッとします。エラの部分に手を突っ込んで身体ごと持ち上げてやろうかとかなり本気で思います。

 

彼の怒りは「そんなことは分かっている」というのがひとつ。そしてもうひとつは「俺は今日勝ちたいんだ」です。確かに高設定を長く打ち続ければ勝てるということはスロ打ちなら誰でも知っていることなので、わざわざ説明するようなことでもないと思います。だからこれに関しては肯わないわけにはいきません。むしろ正論であり、よく言ったであります。

 

ただ、後者に関してはちょっと違うかなと思います。彼は恐らく「長い目でなんて悠長なこと言っていられない。だって今日負けたら明日打つ金がないんだから」という風なことが言いたかったのだと思いますが、俺に言わせればお前の懐事情なんぞ知らんがなです。明日打つ金がなければ我慢汁をティッシュで拭きながら我慢すればいいし、どうしても打ちたいということなら夜間の日払いバイトでもやってこいって話です。

 

「いや、違いますよ。明日まで生きていられる保障なんかどこにもないじゃないですか」

 

なるほど。人間、いつどこで死ぬか分からない。いつ天国への階段を上ることになるのかは誰にも分からない。個人的には天国へは会談でなくエレベーターを使いたいクチですが、確かにそう考えれば彼の言うことにも一理あるように思います。

 

ちなみに、彼がよく観る動画はガチ実戦系が多く、好きなライターはジロウと梅屋シンとのことでした。はい、おしまい。

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