お知らせ クーポン ヘルプ

パチンコ・パチスロブログ

塾長

ちょっと変わった仕事

記事一覧へ

公開日: 2018/09/22

 

 先日、東京と大阪でちょっと変わった仕事をしてきました。スロライターがやるちょっと変わった仕事と訊くと、世の殿方は射ち子とか出汁子とか、スケベなことを想像するかも知れませんが、それは違います。この業界で広く名の知れたコンサルの方とホールで働く方々に偉そうな講釈を垂れる真面目な仕事です。もっとも、ホールは和訳すると穴なのでスケベな仕事と考えられなくもありませんが。マイホールは愛人の穴みたいな。

 

 とはいえ、ホール営業に関してはズブの素人。インとかアウトとか言われてもパッと頭に思い浮かぶのはルートインとアウトバックステーキくらいですから、賢い機種選びや設定配分、レイアウトといった専門知識が必要な話をするというのはあり得ない。ミスター年金こと長妻議員に消えた年金の在処を聞くのと同様、まずもってあり得ない話です。ここはやはり無理せず、背伸びせず、身の丈にあった話をしようと、今回は話題作りのためディスクアップを大量導入しましょう。1ボックス導入したらインスタ映えを狙った意識高い系の打ち手が自撮り棒持ってバカみたいに来ますと、軽いジョークとドギツイ下ネタを交えながらさせて頂きました。驚くほどウケませんでしたが。

 

 ただ、俺の話は場を温めるための前菜であり、搾菜であります。ホールの方々とて俺の薬にも毒にもならぬ与太話を聞きにきたわけではありません。メインはあくまでもコンサルの深いい話といったわけで、こんな機会もそうそうありませんから、ホールの方々に交じってじっくり聞いてみることにしました。

 

 興味深かったのはディスクアップを入れるか入れないか。ご存じの通り、ディスクはゲロ甘マシン、設定1でほったらかすとひと月当り約3万の赤字だそうです。それ故、導入を躊躇するホールが多いらしいのですが、コンサル先生が言うにはひと月3万は広告宣伝費と考えたらどうかと。あれだけの人気機種を導入しない手はないし、配置する場所によっては他機種で充分回収できるというのです。

 

 

 たとえばディスクを2台導入した場合、その周囲に不二子やクレア、バーサス、ハナビといったボーナスタイプを配置すれば、ディスク以外の機種も動く可能性が高い上(ディスク好きは基本ボーナスタイプ好き)、ボーナスタイプのバラエティを作れば客は高設定が入っているのではないかと期待する。だから1台でもいいから導入したらどうでしょう、不二子で利益を取ればいいじゃないですかというのがコンサル先生からの提案でした。

 

 俺の立ち回りのことを言っているんじゃないか。もしかしたら誰かに尾行されているんじゃないか。そう思ったら居てもたってもいられなくなって講義の途中であるにもかかわらず、大声でこう言ってしましました。

 

「クソッ、騙された!」

 

 厳密に言うと騙されたわけじゃないんですが、いまならこの気持ち、皆さんにも分かって頂けるのではないかと。

 

ライター・タレントランキング

このページのトップへ