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塾長

プレ値

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公開日: 2019/01/19

 転売屋が大嫌いです。少数しか作らず商品の価値を上げようとするバカメーカーが大嫌いです。ただ、欲しい商品があるとすぐに転売屋からプレ値で購入してしまう自分はそれ以上に嫌いです。

 

 それが服であれ、チケットであれ、スニーカーであれ、本当に欲しいと思っている人が定価で買えないこんな世の中はポイズンであり、アッタマキタであるわけですが、さらにアッタマクルのが商品の値段を訊かれてプレ値で答えるバカタレです。百歩譲って、その商品の価値というか、レアの度合いが分かる人にならプレ値で答えていいと思いますが、経験上、そういう人は「それいくら?」でなく「それいくらで買ったの?」と訊いてきます。まったく価値の分からない人に値段を訊かれて5万とか、10万とか答えるのはもはや頭がイカれているとしか思えません。

 

 

 

 

 さて、プレ値が付いたこのスニーカー。個人的にデザインはなかなかカッコイイんじゃないかと思っていますが、履き心地は決していいとは言えません。そこはやはり定価である1万ナンボのスニーカーでしかないのです。というか、履き心地だけで言ったらニューバランスに敵うスニーカーはないと個人的には思っています。また、80年代のマドンナのプリントがあしらわれたこのTシャツもプレ値がついているようですが、やはり着心地は決してよくありません。所詮は数千円のシロモノ、何故ユニクロでなくシュプリームなのか、残念でなりません。

 

 

 

 

 少々話が逸れました。今回、俺が声を大にして言いたいのは転売目的で購入する人でなく、本当に欲しい人、実際に使用する人が定価で買えるシステムを構築する、或いはプレ値が付かぬようベトナムや中国だけでなく佃製作所、帝国重工などにも発注して大量生産しやがれバカということです。恐らくは作り手であるデザイナーとてそれを願っているはず。こんな簡単なことが何故できないのか、甚だ疑問です。

 

 

 

 

 俺は絶対に転売目的で商品を購入したりはしません。スニーカーであれば履き潰す覚悟で、洋服であれば雑巾以外の用途がなくなるまで着るつもりですが、約1万円で購入したこのキャップに、ちょっとあり得ない値段が付いているのを知ってすぐさまオークションサイトに登録だけしてしまったこと。この点は素直に謝りたいと思います。すんませんでした。

 

 

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