ボケが高度過ぎて付いていけない

　コロナの影響でしょうか。海を渡ったアメリカでもレンタカー大手のハーツや衣料品大手のブルックスブラザーズ、アルコール依存販売のマッドパチスロブラザーズなど、大企業の経営破綻が相次いでいます。今後も連鎖的に潰れる企業が出てくるものと思われますが、そうは言ってもアメリカの話ですからいまひとつピンと来ないのは当たり前だし、そもそもアメリカに行く予定がない人にしてみれば対岸の火事に過ぎません。割とよくハワイを訪れる私とてハーツをバジェットに、シボレーをヤンマーにすればいいだけの話なので特に困ることはありません。

　そう、多くの日本人にとってはブスの牛角行きましたツイートくらいどうでもいいことなのですが、そうでない方が約一名。アメリカの大手百貨店ニーマンマーカスと大手アパレルメーカーのラッキーブランドが経営破綻したことに並々ならぬショックを受けている同業者がいるのです。それではその悲壮感に満ちた同業者のツイートをご覧ください。

　ハワイに行けば必ず立ち寄るニーマンマーカスが経営破綻。ショックを受ける気持ちも分からなくはありませんが、実のところ、ホノルル店に関しては状況が落ち着き次第、営業を再開するというニュースを何日か前に見て知っていたので、その旨、リプライで伝えたところ、ショックが過ぎて頭がイカレてしまったのか、それとも宇宙人にさらわれたのか、ちょっとよく分からない回答が返ってきました。

　いやいやいやいや、これまでういちとハワイに行ってニーマンマーカスが閉まっていたことはただの一度もありませんし、ういちのいう「こないだ」は二度ほど行ったはずですし、さらに言うならういちは銀座にバスで乗り付けた中国人観光客くらいたくさんの商品を一気買いするカモ、もとい太客です。忘れるなどまずもってあり得ない、ミュージシャンの「サブスクってなに？予備校？」発言くらいあり得ない話だと思うのは、きっとニーマンマーカスで撮影したこの写真が衝撃的だったからだと思います。だって普通、罰ゲームやらされた場所を忘れるわけないと思いますから。

※ニーマンマーカス紳士靴売り場にて撮影

ちなみに、オモダの頭がイカレたリプに対してはこう返していましたが、私に言わせればボケが高度過ぎて付いていけないのはどっちだよと。