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塾長

塾長、自宅にプール作るってよ

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公開日: 2020/07/09

 夏だ、海だ、焼きそばだ。心開けば股開くが夏の合言葉でしたが、このコロナ禍で海水浴場の開設中止が相次いでいるとなると、さすがに今年は難しいのではないかと。研ナオコのように夏をあきらめる必要はないにしても、ナンパや岩場はあきらめる必要があるんじゃないか。そう思うのですが、大丈夫、もうかれこれ10年以上は近場の海、九十九里や湘南、三洋では泳いでいませんから。

 

 

 

 

 波にのまれたり、サメに食われたり、魚群をハズしたりする海は眺めるものであって泳ぐものではないと考えています。無論、海外や沖縄といったキレイな海に関してはこの限りではありませんが、リゾートに行っても割合的には海1に対してプール9なので、あまり海の必要性を感じていません。クソガキがいないプール、言い換えるならションベンが含まれていないエビアンもしくはボルヴィック100%のプールがあればそれで充分事足りるのです。といっても、ここで言うエビアンは設定5ないし6を示唆する札のことではありませんので念のため。

 

 

 

 

 先日、よく晴れた日に屋上で光合成をしているときに閃きました。コロナで海外に行けないのであれば、自宅の屋上にプールを作ればいいのではないかと。幸い、私の住んでいるビルの所有者は身内なので他人に文句を言われる筋合いもないし、ツイッターで叩かれる心配もありません。施工費用は350万~600万程度と、ふたつある腎臓のひとつを売れば手の出る価格。ガキのションベン、ブスの長い髪の毛、ジジイのチン毛とタンツバに怯えることなく夏を思い切り謳歌できるのであれば決して高い買い物ではないと思い、向かった先はリフォーム業者のところでなくホールです。

 

 

 

 

 腎臓も根性も腐っている私はパチスロの勝ち金で屋上にプールを作ると決めました。その私の並々ならぬやる気を台が察したのか、打ち始めてすぐに人生初の究極目が炸裂。確率は16384分の1ですからそりゃ期待するなというほうが無理な話であり、正直、この調子なら一週間もあればプールで泳げると思いましたが、下にある写真をご覧になればお分かりのように、まさかまさかの二連で終了と、目標額を達成するどころか、プール資金をホールにプールする羽目になりました。

 

 

 

    

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