コロナってなんだっけ？

　腰痛や膝痛が基礎疾患に含まれるのかどうかは知りません。仮性包茎や真性包茎、カントン包茎といった各種包茎が基礎疾患に含まれないことは知っていますが、こう見えて私は何に対しても割と慎重です。コロナに対してもそう。首を上下に何度も振り、中リールに「リプ☆☆」をビタ押しする感覚でコロナに接しているので感染予防対策は万全。現場が終わればまっすぐ家に帰り、自炊するというのが緊急事態宣言下における私の日常です。

　元々、家が好きなので外出できないことに対してストレスは一切感じていません。暇を持て余しているのではないかと邪推する方もいるでしょうが、冗談じゃない、中森明菜の十戒です。ネットフリックス、アマゾンプライム、録画したテレビ番組などが死ぬほどあって、その合間に原稿を書いたり、現場仕事に行ったりしなければならないので、むしろ忙しいくらい。もちろん、外食もつまみ食いもできないのでテンション爆アゲというわけではありませんが、それなりに充実はしています。

　現在、仕事以外でホールに行くことはありません。感染予防対策が以前にも増して徹底していることは悪質なまとめ屋のツイートを見たので知っていますが、外に出れば多少なりともリスクは発生します。絶対にコロナにかからないというかなり難しい目標を達成するには、リスクをひとつひとつ排除していく他にないのです。それ故、性格的に家に居られない人や昼間は大丈夫とか言って嫁とディープキスしているような能天気な人とは期間限定で絶縁。何年か後にコロナが完全終息したらまた会いましょう。よいお年を。

　とは言え、私も歴37年の立派な依存症ですから打ちたくないわけじゃありません。今もスーパーコンビが打ちたくて指がプルプル震えているので、そういうときはツイッターを見て気持ちを落ち着けるようにしています。幸い、私のタイムラインは緊急事態宣言などどこ吹く風、今日も晒し屋の激アツ情報やアイドル店員の笑顔、勇者たちの出玉報告などで埋め尽くされています。現実逃避するにはもってこい。あれ、コロナってなんだっけ。そんな気すらしてきますから実に平和な世界です。

ひとりで食事したり、ひとりで打ちに行ったりする分にはいいじゃないか。そんな意見も聞こえてきそうですが、まったくもってその通り。感染予防対策を徹底してもなお多少のリスクがあることを分かった上で出掛ける分にはまったく問題ないと思いますし、むしろ経済を回すという意味ではバンバンやったほうがいいと思います。

私はやらないけど。