リアル警察24時、

　目押し職人、元ヤン、鉄道、懲役。中武先輩に対する世間のイメージは概ねこんなところでしょうか。ほぼほぼ正解というか、個人的には全部正解と言いたいのですが、嘘はいけません。先輩の名誉のために言っておきますと懲役は間違い。不起訴処分になると懲役を食らうことはないので、懲役と言ったバカタレは府中の独居房で大いに反省してください。

※ラインだとどこの中武さんか忘れてしまうので不起訴と追記しました。

　私とは薄毛、二足歩行くらいしか共通点を見いだせないという方もいらっしゃるでしょう。確かに人見知りと社交的、寡黙と饒舌、アンパンとハッパ、真逆の性格と思われても仕方ないのですが、実のところそうではありません。中武先輩も私も家が好き過ぎてリビングのソファになりたいと願っているし、仕事に対する考え方も似ているし、さらに言うなら白井貴子のチャンスは昭和を代表する超名曲だと思っているし。共通点は枚挙に暇がないのですが、先輩と私の名誉のために言っておくと先輩が好きなアンパンは粒あんで、私が好きなハッパは玉露ですのでその点はくれぐれもお間違えの無いようお願い致します。

※護送車でもパトカーでもありません。私の愛車（ヤンマー）で撮影しました。

　さて、そんな私たちが顔を合わせれば必ずするのが季節の変わり目になると各局でオンエアされる警察ドキュメンタリー番組の話。もはやお互い好きを通り越して大好物と言っても差し支えありません。無論、先輩は警察の捜査手法を探るため、言い換えるなら実刑を食らわぬため観ている節があると思われますので私とはちょっと目線が違うのですが、先週の木曜日も例によって朝から晩までガッツリその話で盛り上がりました…と聞けば何故最近私が先輩のことを中パケ先輩と呼ぶのか、お分かりいただけましょう。

※打ち子のリーダーではありません。

　最初の現場で河原みのり嬢を交えて警察ドキュメンタリーの話でひとしきり盛り上がったのですが、全然話し足りなかったのでしょう。次の現場に向かう車の中でもずっと警察の話。パトカーから視線を逸らすと職質される、車の中を調べられたらかなりの高確率でパケとポンプのセット、或いはタバコの箱に入ったハッパが出てくる、最近は警察ドキュメンタリーだけでなく追跡のような逃げ得は許さない系も観るなど、話は尽きず。先輩を埼玉の自宅に送り届けてようやく終了となったのですが、首都高の飯田橋出口を降りたところで第五方面交通機動隊の覆面パトカーに停車を促され、反則キップを切られたとなると、どうやら話はまだ終わっていなかったというか、あれは本番に備えるための練習だったのではないかと思うのです。

※点数は2点、罰金は7千円でした。