サプライズでほっこり
記事一覧へ公開日: 2022/02/18
いつもは品のある下ネタと、獣神サンダー・ライガー以上に怒りを燃やしているスロネタばかりですが、私も五十三歳になりましたことですし、たまにはほっこりする話、もしかしたらウクライナ国境付近に平和をもたらすやも知れぬ心温まるほっこり話を書いてもいいのではないかと思いペンを取った次第です。
※2月16日に53(ゴミ)歳になりました。たくさんのお祝いメッセージありがとうございました。
もうこの歳になると誕生日といっても特別な日ではなく極々普通の平日の感覚。嬉しくもなければ、悲しくもない、要はバイオのモールデッドアタックみたいなもの故、今年の誕生日もいつも通り仕事して、報道ステーションを観ながら群馬で購入したモツ平峯の煮込みを突いてクソして寝る予定でしたが、誕生日前日の夜、少年に「明日の夜は空いているか」と訊かれました。
これはもしやサプライズの本前兆ではないか……と、私がそれとなく察した時点でもはやサプライズもヘッタクレもないのですが、とりあえずなにかあるのだろうということは分かったので、空いている旨伝えると、案の定、「銀座で6時」と鈴木雅之&菊池桃子みたいなことを言われました。無論、サプライズとしては失敗も失敗。本来、キャッシュレスと言わねばならぬところを誤って一文無しと言ってしまうくらいの大失敗と言えますが、どこか嬉しい気持ちはありました。
※牛フィレカツにスライスしたクソが乗っています。
私がバイオハザードを良く打っていることを知った上でのチョイスでしょうか。招かれた先はとある有名焼肉店。ラーメンでも牛丼でも、なんなら数寄屋橋公園の炊き出しに並んでもいいのにわざわざ値の張る焼肉店を予約するあたり、かなり背伸びしたなと思う反面、嬉しくもあるのですが、サプライズはそれだけにあらず。超が付くほどのドケチで知られる少年が無料肩たたき券以外のプレゼントを私にくれたのです。
※日米首脳会談ではありません。
訊けばプレゼントはバイト代をコツコツ貯めて買ったとのこと。ほたるの墓、戦場のピアニスト以外で泣いたことのない私が思わず泣きそうになった、言い方を変えると泣くには至らなかったのですが、やはりと言おうかなんと言おうか、お会計の伝票はしっかり私のところに回ってきたので、泣かなくて正解でしたという話を聞いてほっこりしてもらえたでしょうか。ほっこりできなかった方はこれでも見て、もっこりしてください。
※実物は全国コンビニのマルチコピー機でお買い求めください。
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