ゆずが好きな人に悪い人はいない

　ゆずを聴いている人に悪い人はいない。いや、いないどころか、いつ如何なるときも前向きで笑顔を絶やさぬいい人が聴くのがゆず。彼らの音楽の世界観を愛して止まぬ人が道にツバを吐いたり、舌打ちしたり、パンティを盗んだりといったことはまずもって考え難い。河川敷や海岸のゴミ拾いに積極的に参加している人などもゆずを聴いているのではないかという話を、昨晩、新宿二丁目のゲイバーでしたところ、意外にも多くのゲイ人が共感してくれまして「ああ、世間のイメージって大体同じなのだな」と思った次第です。

※王貞治以上の人格者と言われるチャーミー中元がゆずの大ファンだと知ったら説得力が増すのではないでしょうか。

　ビワコのファンに悪い人はいない。これも概ね当たっているように思います。女性の同業者に関しては、よく駅で待ち伏せされていたとか、他のファンの人と長く話していたらキレられたとか、差し入れのアンコが実はウンコだったとかという話をたまに耳にしますが、私の知る限り、ビワコのファンにそういう人はいません。何故なのかは私にも分かりません。接し方なのか、ルックスなのか、年齢なのか、そもそもファン不在なのか。そのあたりは分かりかねますが、私が会ったことのあるビワコファンは皆いい人ばかり。きっとカラオケの十八番は夏色だと思います。

※完全に犯罪者顔。私には誰かを洗脳して悪事を働く女占い師に見えます。

　コインを拾ってくれる人にも悪い人はいないように思います。パチンコ屋は戦場、店員も含め全員が敵であるにもかかわらず、他人の落としたコインを拾ってわざわざ返してやるなどちょっと考えられないというか、ガル憎先輩の足元に落ちているコインを集めてタバコを取ったことがある私としてはまずもってあり得ない話です。なので、そういういい人に出会うといつも思います。次はタバコでなくジュースにしておこうと。

※ジョンソン首相はボランティア活動にも積極的だし、セブ島の子どもたちのことも考えてくれているし、本当にいい人だと思います。メンドクセエけど。

　次に行った三丁目のキッタネエスナックではマスターがこんなことを言っていました。「鉄腕！DASH!!」を毎週観ている人にも悪い人はいないと。確かに福島ダッシュ村における農作業や横浜ダッシュ海岸の森の海プロジェクト、さらには廃棄食材を使った0円食堂、厄介グルメなど、心の綺麗な人にしか刺さらない番組なので、それを毎週観ているというのは絶対にいい人、そう考えるマスターの気持ちは分からなくもありませんが、それは残念ながら不正解。何故なら鉄腕！DASH!!を毎週録画して観ているのが私だからです。

※今でこそ業界屈指のいい人ですが、昔はとても悪い人でした。当然、アニキも鉄腕！DASH!!は観ています。