サ道 19
記事一覧へ公開日: 2020/09/09
福岡県に女性専用のサウナ施設がオープンしたり、長野県に本場フィンランド式薪サウナがオープンしたりと全国のサウナ熱は高まるばかりで、仕事柄、色んな地方に行くことが多い身としては出張の楽しみが増えてなによりです。
先日も、故郷である佐賀県に数日間滞在する機会があり、漫画『サ道』の作者であるタナカカツキ氏も訪れた、佐賀で最も有名なサウナに足を運びました。
「サ道3」でも書いた通り、僕が求める良いサウナの条件はまず第一に人が少ないことなのですが、そこはさすが佐賀県。「おまどこ」の最高視聴回数よりも人口の少ない県ですから、有名なサウナといえども人はチラホラとしかいません。
しかも、良いサウナの条件として二番目に欠かせない「タオル使い放題」の項目もクリアしており、入る前からテンションだだ上がりです。
サウナ室に入ると、高さ150センチほどのでっかいサウナヒーターが中央に鎮座しており、それを半円形に囲むようにして腰掛けが配置されています。
腰掛けには、人が少なければどうぞ寝てくださいと言わんばかりに木製の枕も用意してあり、さらに、こちらも良いサウナの条件であるセルフロウリュ用の柄杓と水がヒーターの脇に備えてあるという徹底っぷり。
人少ない
タオル使い放題
セルフロウリュ有り
おい、誰だ。佐賀には何もないなんて言ったヤツ。何もないなんてとんでもねぇよ。こんなにもいいサウナが、がばいサウナがあるじゃないか。
地元判定、地元贔屓を抜きにしてもここは間違いなく日本一。サウナ歴は浅いながらも全国色んなサウナを渡り歩いてきた僕の中で、現時点ではこのサウナが日本一です。
貸切状態のサウナ室でセルフロウリュを堪能し、水深120センチ水温16度の水風呂で全身をくまなく冷やしたら、最後は星空の下で横になって外気浴。
人が少なく、タオルは使い放題で、セルフロウリュができて、水風呂は深く冷たく、外気浴も申し分なしという、100点満点のサウナが我が故郷にあることになんだか誇らしくなりながら、がばいととのった夜でした。
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