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僕らのスニーカー列伝 8

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公開日: 2021/02/12

前編はコチラ

 

前週からお送りしているスニーカー投資についてのポイント、続いてはコチラです。

 

「繰り返し復刻されているモデルを狙うべし」

 

当然ながら、需要があるからこそ何度も復刻されるわけで、AIR MAX95のイエローグラデがその最たる例でしょう。数年おきに復刻されていながらも、毎回プレ値がついています。

 

ただ、このイエローグラデ、2015年にリリースされた復刻は生誕20周年記念だというのに一部のマニアしか注目しておらず、暫くA○Cマートの店頭に並んでいたのをご存知でしょうか。

 

NIKEの中でもその時々で売れ筋がありますので、このイエローグラデや数年前のダンクミシガンのように、世間の「売れ筋」とズレれば定価で購入できるケースも多く、それでいてリリースから数年後に価値が上がることもままあるため、復刻モデルを中心に投資するのもアリでしょう。

 

 

そして次のポイントは「ストリートブランドとのコラボモデルは寝かせるべし」です。

 

有名なところですとsupremeやstussyなどが挙げられますが、これらのブランドとのコラボモデルは当然ライバルも多く、定価で購入するのは至難の業。

 

がしかし、ここは1つ目のポイントで紹介した「定価で購入できないのが当たり前だと思え」に倣ってプレ値上等で投資したとしても、数年後にはその倍以上の金額になっていることも珍しくありません。

 

もちろん、どのモデルがベースになっているのかにもよりますが。

 

いかにsupremeといえども元々が人気のないモデルを爆発的に押し上げるほどの力はなく、さほどプレミアがついていない商品は多く存在します。

 

そんな中、AIR FORCE1やDUNKといった人気モデルのsupremeコラボはその殆どがそこそこのプレ値で取引されており、初期の頃にリリースされたコラボDUNKは今やデッドストックで50万円以上の値をつけることもあるほど。これなら発売当初にそれなりのプレ値で買っていたとしても、十分利益が出るでしょう。

 

stussy × DUNKのチェリーにしたって、モノによっては未だにウン十万で取引されていますし。

 

 

最近だと、何度もリストックされているsupreme × AIR FORCE1も今が買い、だと言われています。

 

さすがにそろそろストックも切れ、リセール品すら出回らなくなれば、あの飽きのこないデザインは数年後にきっと値を上げる、という見解の投資家も多いようです。

 

 

あとは最後に番外編として、「イレギュラー品は要チェック」というのを付け加えておきましょう。

 

イレギュラー品なんて滅多に出るシロモノではないのですが、例えばサムネのプエルトリコ。

 

プエルトリコといえば2000年代初頭のFORCE1人気を支えた名作で、昨年6月に海外にて待望の復刻を果たしました。国内リリースはその時点では未定でしたが、これだけの大物ですからそのうち販売されるだろうと噂されていたものの、とある理由で販売中止になりまして。

 

 

その理由というのが…

 

 

シュータンの国旗が逆向きで生産されたから。

 

 

そりゃ中止せざるを得ませんよね。プエルトリコからすれば、俺たちの国はそんなにマイナーなのかよフザケンナって感じでしょうし。

 

 

ところがミスに気づいた時には先行発売分が既に世に出回っており、実際に、前編で紹介したリセール品を扱うサイトでは何足も取引されています。

 

経験上、こういうのって数年後にとんでもない金額になっていたりするんですよねぇ。マニアの間では「逆プエルトリコ」なんて呼ばれたりして。

 

今はまだ買えない金額ではないので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

さて、そんなわけで2週に渡って『スニーカー投資』に関する僕なりのポイントをご紹介させて頂きましたが、最後にひとつ断っておきたいのは、僕は決してスニーカーの転売を肯定しているワケではないということ。

 

スニーカーは投資するものでも飾るものでもなく、履くものだと思っていますから。

 

ただそれをどんなに声高に叫んでみても、世界のスニーカー市場はもはや転売ありきで動いており、また、供給過多になればモノの価値は下がってしまいます。

 

そうなった時に人々の関心がスニーカーから遠ざかってしまうくらいであれば、今のような争奪戦も悪くないなと、スニーカーを使ってカネ儲けをしている人がいたとしても仕方ないなと思えるのです。

 

 

願わくば、今のDUNK人気が落ち着いても新たな主役が現れ、根強いカルチャーとしてスニーカーが生き続けますように。

 

 

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