実家で発掘
記事一覧へ公開日: 2024/03/14
一時的に、ちょっと置かせてくれ。
北海道の実家には、まあまあの量の名波アマの私物が置かれています。
とくに増えたのが放浪生活に突入した直後ですね。
クルマに積みきれなかった私物は全て、実家に置かせてもらいましたから。
置く瞬間は「次の置き場が決まるまで、ちょっとだけ」などと調子のいいことを言っていましたが、なんだかんだで時が経ち、もう27年も放置されている状態になってしまいました。
ほとんどガラクタで、要らないモノばっかりなんですけどね。
整理するのが面倒くさくてズルズルと。
しかし名波オトンも、いよいよ“終活”のタイミングに差し掛かっておりますゆえ。
これ以上の放置プレイは許されませんよと。
捨てるにせよ保存するにせよ、そろそろ整理整頓してくださいよと。
で、名波アマの私物が積み上げられている一角に20年以上ぶりに踏み込んでみましたらば。
あっ
これ、捨ててなかったんだ!
箱だけ残ってる!
生まれて初めて買ったケータイ電話……の「箱」です。
公式ショップの店員さんいわく「不正使用を防止するため」とのことで、ケータイの本体は機種変更のタイミングで強制的に没収されましたから。手元に残っていません。
(´・ω・`)
レンタルの契約じゃなく、普通に購入したやつだったのに
購入したのは「ツーカーホン関西」(=のちにKDDIに吸収される)のデジタル方式のケータイ電話です。
平成7年(1995年)5月のことでした。
今から29年前になりますね。
当時、会社の同僚たちは全員がアナログ方式のケータイ電話(主にNTT、たまにIDO)を使用しておりました。
・デジタルは通話の途中でブッツリ切れることがある。
・アナログの電波は雑音交じりながら、しぶとく切れずに通話を続けることができる。
・なんだかんだでNTTの安心感。
そんな都市伝説を信じている人が多かったからです(あながち間違ってもいないけど)。
しかし、アナログ方式のケータイ電話は必ずといっていいほど雑音が発生します。どうにも雑音が気に入らなかったボクは、デジタル方式の一択でした。
トリセツも残ってた~。
製造メーカーは京セラ。
「K」=京セラの頭文字です。
ちなみに後継機は「K2」、その後継機は「K3」でした。たぶん。
ほとんど「トランシーバー」みたいな外観です。
液晶画面は当たり前のように白黒。
ボタンの感触とか、今でも覚えてますね~。
(´・ω・`)
押すたびに「くちっ」「くちっ」って
そんな短いアンテナで
ちゃんと通じるの??
アナログ派の皆さんが口を揃えてツッコんできましたが。
もちろん、ちゃんと通じましたよ。
しかも雑音がないし、途中で切れることも、まずありませんでした。
デジタルの圧勝です。
※その後、1999年頃までにアナログ方式は姿を消し、各社ともデジタル方式に移行していきました。
ちなみに。
トリセツをよくよく見てみたら、こんなオプション部品が。
(´・ω・`)
知らなんだ
あと、着信履歴は直近の5件しか残らない仕様だったんですね。
すくねー。
ん?
トリセツと一緒に、なんか、ハガキが入ってたよ?
なにこれ。
抽選でステキな景品が当たります!
購入者特典の応募ハガキでした。
(´・ω・`)
ステキすぎるSEGAサターン
当時は特段にステキだとは思えず、応募しなかったようですね。
(´・ω・`)
発掘現場から以上ですキャップ
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