さりげなく、しかし堂々と
記事一覧へ公開日: 2020/04/23
「パチスロひとり旅Classic」です。
2001年(平成13年)4月中旬、生まれて初めて沖縄県を訪問。
放浪生活3年9ヵ月目にして47都道府県すべてを踏破することになりました。
今回は沖縄本島の北部に位置する名護市(なごし)の格安ホテルに滞在しつつの実戦2日目です。
2001年4月14日(土曜)
名護市・ホテルUからスタート。
「ホテルU」は1泊3150円(税込)で、2週間ぐらい連続で泊まりました。
沖縄のスロ情報など、いろいろ親切にメールで送ってきてくれたCさんが教えてくれたホテルです。
Cさん自身も「自宅のある那覇市を離れ、このホテルUに泊まりながら名護市で稼働する場合がある」とのことでした。
午前9:20
名護市P店へ。
開店待ちの行列は20人か30人ぐらい。
P店は午前9:30オープンです。
9:30
ドアオープン。
とりあえず大花火30のシマに突撃。
リプレイがナナメに揃ってる台がチラホラあるけど、こんなの初めて見たな。
なんらかの設定示唆だった可能性もありますが、詳しいことは忘れました。
なんとなく選んだ大花火30。
投資6000円でBIG。
すぐに飲み込まれ。
(-)6000円
なんとなくアステカ30に移動。
投資4000円で当たらずヤメ。
(-)4000円
なんとなくサンダーV30。
投資5000円で当たらずヤメ。
ここでCさんから電話がかかってきた。
P店に来てるらしい。
景品カウンター前で合流。
Cさんのプロ仲間4~5人もいて、ごあいさつ。
夜、歓迎会を開いてくれることになった。
サンダーV30は19:00すぎに高設定札が刺さるも手応えイマイチ。
歓迎会あるし
20:00頃にヤメ。
(-)1万_700円
本日のトータル収支…
(-)2万_700円
これで沖縄県実戦は0勝2敗。
とはいえ、明らかにベタピンじゃないボーナス出現率の大花火がズラリと並んでいるなど、本土では考えられないナイス雰囲気でしたからね。
大げさな不安はありませんでした。
そして夜、ホテル近くの食堂(ローカルなファミレス)でCさんたちが歓迎会を開いてくれました。
このときに、沖縄のホールの独特なルールや高設定示唆のシステムなどなど、本土では思いもよらないような貴重なアレコレを教えていただいたのです。
まず、沖縄県のホールは「台移動自由」が基本です。
本土においても台移動自由なホールが現れつつある時期でしたが、その場合は必ず【台移動自由!】とアピールしてましたからね。
沖縄県のホールは、いちいちそんなことアピールしてないんすよ。
もともと店内に何も書いてないから(【台移動禁止】と書いてないから)、台移動自由に決まってるサー。
ということでしょうか。
あと、沖縄県のホールは常連さんを優遇しがちでした。
朝イチ、各シマに数台だけ、あらかじめコインが50枚投入されているサービスとか、ちょっと本土では考えられませんよね。
あらかじめコインが投入されている台かどうかをいちいち確認するのが面倒くさいから、気合いの入った常連さんは朝イチ、シマに突入すると片っ端からレバーを叩いて走るんですよ。
♪タリラリ~ンとリールが回り始めたら、それがビンゴ。
下皿にモノを置かなくても権利を主張できるし、一石二鳥のやり方です。
これも【朝イチ・メダル50枚サービス台あり!】みたいなPOPが店内に一切存在しないのがポイント。
あくまでもさりげなく、しかし堂々とやっちゃってます。
朝から来店する常連さんだけが恩恵を受けるサービスです。
そのほかにも、朝イチ、なぜか一部の台だけ台上データ機の現在の回転数が【0G】ではなく【1G】になっているホールがありました。
その場合でも【朝イチは台上データ機に注目!】みたいなPOPは絶対に置いてないんです。
朝から来店する常連さんだけが気付ける高設定示唆サービスです。
パチスロだけでなく、パチンコのほうにも沖縄県独自のサービスがありました。
「赤釘(あかくぎ)」です。
※イメージ
アケ気味の台だけ、命クギの頭に赤いインクで印がつけられていたんです。
ボクは何度か目撃したけど実際に打ったことがないから、どれぐらいのアケ具合だったのか不明ですけど。
まだまだ沖縄県独自の“クセ”は、こんなものではありません。
おいおい紹介していければと思っています。
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