パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

隠れ負けキャラを炙り出す方法

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公開日: 2023/08/21

 

キムタクから始まる書き出しが便利過ぎてつい頼ってしまう(反省)

 

 

 

 

キムタク曰く、人は「開いてるやつと閉じてるやつ」に二分されるとのことですが、パチンコライターは主に「勝ってるやつと負けてるやつ」に二分されます。そしてその分類に則ると、パチンコで生計を立てていたり整形で勃てていたりした時期が一瞬もない私は、言うまでもなく後者に該当します。

 

負け組の自覚があるゆえ、同じような境遇にあるライターたちとクソ負けアベンジャーなる秘密結社のようなものを組織し、LINEグループで互いの不遇を慰め合ったり負けっぷりを面白おかしく語って小銭を稼いだりしているわけですが、そんな活動をしていると、同じようなタイプがどんどんと周りに集まってくるようになりました。

 

 

 

 

負け組の面々には共通する習性があるのでしょう。集まった負け組たちの会話を日常的に聞いていると、デジャブを感じることがままあります。例えば、「どのくらい負けているの?」と聞かれた時の反応。

 

「どれくらい負けてるの?」

負け組A「言うほど負けてないよ」

 

クソ負けアベンジャーズの面々は負けがアイデンティティになっているので今やこの反応をすることはあまりありませんが、世にいる隠れ負け組は概ねこの反応をします。ちなみに質問をされた側がライターだった場合、「プライベートでは勝ってるよ」を付け加えるところまでがお約束です。

 

 

 

 

大学生くらいの頃は私も「言うほど負けてない」「多分トントンくらい」と答えていたような気がします。もちろん見栄を張りたい気持ちがわずかながらあったとは思いますし、パチンコを打たない友人から聞かれることも多かったので、なんとなくパチンコを庇った部分もあったのかもしれません。

 

ただ、一番の原因はキチンと収支をつけていなかったことです。借金せずに生活できていると言うことは大して負けていないハズ。なんなら勝ってるまであるかもと、割と本気で思っていました。多い時で4つのアルバイトを掛け持ちしていたくせに常に貯金が0だったんだから確実に負けているのに……。

 

 

 

 

負け組に共通するリアクションについて話を戻しますが、そうは言ってもそんなにサンプルが採れているわけではなく、私の中では研究途中とでも言いますか、あくまで仮説に過ぎませんでした。

 

それが先日、とある大先輩と共演し、それらの仮説が確信に変わったんです。だってその先輩のリアクションが完全一致だったんだもん………。誰とは言いませんが、その先輩はきっとパチスロにLove so sweetなのでしょうね。

 

 

PS.『パチスロ北斗の拳』で3万負けたあとに日給6千円のアルバイトへ向かっていたことを思い出し、なんだか虚しくなってきました。

 

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