Who am I
記事一覧へ公開日: 2021/06/12
同情するなら金をくれ!(※電子マネー可)
聞かれて困る質問と言えば、年齢でも婚姻歴でもましてや初体験の年齢やバストサイズでもなく、一番は職業です。
自分の職業は何かと考えた時に、もちろんパチプロでもなければコスプレイヤーでもないし、グラビアアイドルでも地下アイドルでもSNSホステスでもありません。無職なんじゃないかと思うこともたまにありますが、ちゃんと毎年確定申告をしているので一応何かしらの職には就けているハズ。
スッと「アイアムパチンコライター」と口にできればいいのですが、それが未だにこっぱずかしく、「自営業です〜」と答えながらそれ以上は聞かないでくれオーラを発して煙に巻いています。
整体ではSEですし、美容院ではデザイナー。保育園では美容師と、いろんな顔を持ちながら生きてきました。
「パチンコライター」を名乗ることが恥ずかしい理由は、なにも「パチンコ」の部分ではありません。それも全くのゼロという訳ではないですが、圧倒的に「ライター」の部分に気後れしているのです。
ひとつに、私の中で「ライター」という仕事は相当に尊く、己の技術一本、しかも文字で飯を食っているなんて、スーパースターに他なりません。
才能や世の中に強く訴えたいこと、表現したいことがある人が目指す、選ばれしものしかなれない職業だとも思っております。ゆえに自分の仕事ぶりは憧れるほどではないという気持ちから、ライターを名乗るのがムズ痒いんですよ。
たとえその気恥ずかしさを乗り越えられたとしても、やっぱり自分をライターと名乗ることへの躊躇いはぬぐえません。
パチンコ“ライター”を名乗っているのにアイツは全然ライティングなんかしてないじゃないか問題は、「演者」というこっぱずかしい呼称が定着したことによって決着しましたが、他にも一応ライティングはしているけど、あれを原稿と言っていいのか問題、ちゃんとコラムを書いてはいるが、結局収入のほとんどは動画と来店でしょ問題等々、界隈では失笑問題がゴロゴロと転がっていて、自らを堂々ライターと名乗るにはいくつかの壁があります。
躊躇いの理由は特に最後の件です。
フリーになってからの私は、動画の出演料と来店、たまに販売しているチェキでの収入で生活を成り立たせておりまして、原稿料で生活しているとは到底言えたもんじゃありません。現在は収入のほとんどが動画の出演料なので、それが本業です。今の私の職業はおそらく「ライター」ではなく「演者」なのでしょう。
がしかし、最近になって状況が変わりました。いえ、変わり過ぎてしまったのかもしれません。
さて。ここで嫁隠コラム恒例、唐突なクイズです!
出演料以上に負けがこんでしまうことをギャラ割れと言いますが、2021年におけるレオ子ちゃんのギャラ割れ回数は何回でしょう
正解は………
13回
です。
現在、私は正真正銘原稿料で生活を成り立たせている状況で、幸か不幸か、ようやく憧れのパチンコライターを名乗れる資格をゲットしました!!!!!
まだ気恥ずかしさがあるので堂々とはできませんが、ついに私は1年目の駆け出しパチンコライター。以後、お見知りおきのほどよろしくお願いいたします。
PS.今日現在の年間収支はマイナス44万8100円です。最近、収録仕事はパチンコ好きで目立ちたがり屋の無職のオバハンが紛れ込んできたという設定で臨んでいます。
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