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パチンコ・パチスロブログ

森本レオ子

P-GIRLイズム

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公開日: 2022/05/10

 

私の顔ももはや胸 お前のライムはちょっと上手ぇ

 

 

 

 

Twitterでつぶやいた通り、書くネタがサッパリなくて困っています。

 

「嫁に隠れて読むコラム」はおそらく、ゴーストライターや恋人に代筆してもらうこともなく自力で書き上げる分には、公序良俗に反しない限り何を書いてもいいという話にはなっているハズ。いちおう。ですが、パチンコライターがパチンコ情報サイトにて書く読み物である以上、機種の話題にしろパチンコ業界界隈をザワつかせているゴシップにしろ、とにかく話題にパチンコを絡めなければならないとは思うのです。亀甲とまではいかずとも手首タオルくらいのゆるい縛りは暗黙の了解、そして女子大生。陣営は沈黙の艦隊なのかなと。

 

そんなゆるい縛りさえも無視し、パチンコに関わらずとも好きなことを書き殴ってヨシと言ってもらえるのならば、私は宮崎夏次系先生の『あなたはブンちゃんの恋』という漫画について延々と語ってしまうでしょう。キシリア様、あれは、、、良いもの、、、どころかとんでもないものです。

 

 

※帯買いっぽくてちょっと恥ずかしい(サブクソ柱の滑稽なプライド)。

 

 

いやこれがもうホントにとにかく明るくやんごとなくて超絶怒涛のマジハンパねぇ面白さでして。少なくとも自分がここ一年で読んだ漫画の中では圧倒的。うへぇ〜、私は今、とんでもないものを読んでいる! と大声で叫びまわりたくなること請け合いで、「King Gnu井口理さん絶賛!!」も首が折れるくらい頷け過ぎちゃってそら白目もひん剥くわ……です(白日を白目に空目するのってあるあるだよね〜。あと白日を上手に歌う異性を軽率に好きになっちゃうのも多分あるあるだよね〜。知らんけど)。

 

注)以下多少のネタバレを含みますので、読む気がある人はすっ飛ばして下さい。

 

『あなたはブンちゃんの恋』(宮崎夏次系・著/講談社)は、タイトルからもわかる通りゴリッゴリの恋愛漫画でして。と言っても、読むと恋がしたくなるような胸キュン系ではなく、むしろ恋愛と距離を置きたくなるかもしれない胸ズン系。主要キャラのブンちゃんは恋ゆえの行動がいつもとんでもない方向に空回りし、その一挙手一投足は全てまごうことなき奇行。なんだけど! その気持ちが痛いほどよくわかるんだよぉ。つい靴下を盗んじゃうところなんてもう……。自分には行動力がないだけで、もしかしたらブンちゃんとは紙一重かもしれない。と、思わされるのです。恋って楽しい尊いよりもしんどい辛いが上回る…なんて方はドンピシャかも。激烈にオススメでございます。

 

 

※結局好きな漫画の話を推し進める女

 

 

あとこの漫画のスゴイところはですね、ブンちゃん(女の子)の想い人が幼馴染の女の子という設定にもかかわらず、「多様性」「LGBT」「ジェンダー」といった要素を一切匂わせずに描いているところでして。今一番ヒキになるであろうテーマだからこそ、作り手が意図していなくとも読み手が勝手に思いを馳せてしまいそうなものなのに、全く頭に浮かぶこともなく読み進められるんです。これってとんでもないことだと思うんですよ。宮崎先生もとんでもないんだろうけど、担当編集さんもとんでもなく優秀なんだろうな。

 

とまぁ、こんな調子でほぼ趣味のことしか頭にない幸せな日常を送っておりますゆえ、パチンコについて書くことがないのです。いっそのこと趣味の話をするためだけのYouTubeをやろうかとも思うけど、Twitterでマンガや音楽や小説の話をし始めるととたんにいいねが減るから、きっと始めても虚しいことになるだろうな。そんな話より乳出せ、お前の顔はもはや胸、みたいなコメントばかりが付いて嫌気も差しそうだし。

 

 

※漫画の他はライブを楽しんだりもしています。

 

 

読者さんたちが全く興味がないであろうことをダラダラと書くくらい書くことがないので、ならば巷で噂のdisラップに対して勝手にアンサーソングを作ろうかな。いっちょビーフ(※HIPHOP用語でディスり合いのこと)ってやつをやったろうかいな、と思ったんです。だってさ、待てども待てども当のご本人からのビーフは来なさそう、これがホントのコン(来ん)ビーフ、な状況じゃん? 

 

考えてみればレオ子ちゃんも「あんたの顔はもはや胸」の一人だし、もしかしたら私に向けたdisラップなのかもしれない。と、強引に解釈することもできなくはないわけですYO!

 

しかし、アンサーソングの制作にあたって元のdisラップを確認すべく、鼻息を荒くしながら件の演者さんのTwitterにアクセスしてみたところ、残念なことにどうやら動画は既に削除されておりました。シータの最近は謝ることいっぱ〜い♪ あーい、てゅいまてーん♪ なんてことが、私のようないっちょ噛みの暇人があずかり知る由もないところで起こっていたのでしょうね。どうやら気やすく関わってはいけない案件のようなので、大人しく好きな漫画の話でお茶を濁した次第でございます。

 

 

PS.「こころのノート差し入れてもらえ」は超絶クールなパンチライン。

 

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