ネタばらし
記事一覧へ公開日: 2018/02/16
便利な世の中になったものです。
今のご時世、スッピンだとしてもアプリを使えば冒頭の写真のように、まるでバッチリメイクをしているみたいに撮れちゃう。アプリって怖いですね。
パネマジ(パネルマジック)は今やもうキャバクラや風俗だけのものじゃない! 男性の皆さま、写真詐欺には気をつけましょう。
そんないつもの定位置でアプリを起動して自撮りをしているちょっとイタめな私ですが、やっとあの写真の真相を語れる日がきました。今回はそのことについて書いてみようかなと思います。
以前、このブログでこんな写真を載せたのを覚えていますでしょうか?
必勝本ライターのきしめんさんとさやかさんとの写真です。その時には「とある打ち合わせの様子」と書いていたのですが…それが、
必勝本ライターのヤマンちゃんの結婚式の余興の打ち合わせだったのです。2人の他に、同じく必勝本ライターのコング誠さんとすずかちゃん、そして編集さんの計6名で余興をやらせていただきました。
内容は、AKB48の「ヘビーローテーション」の曲に合わせて振オタ芸を披露するというもの。
実は最初からこれに決まっていたわけではなく、ヤマンちゃんから、最初は完全なる身内ネタをお願いされていたのです。それはもうとてつもなくくだらなく(汗)、頼まれはしたものの全員がジョークだと捉えていました。
しかし、ヤマンちゃんから後日、「式場の方にも連絡しておいたよ」と伝えられ、そこで初めて本気のオファーだと認識(笑)。
ただ、内容が内容なだけに、はいそうですかでは済まされません。「あんな身内ネタを人前でやって大丈夫なのか!?」と本気で考えざるをえなくなり、結論としては、
「絶対にあのネタはヤメた方がいい!」
ということに。しかしせっかくのお願いだし断りたくはないということで、いろいろと考えた結果、「オタ芸」に辿り着いたのです。
私たちはみんないい歳こいた大人なので、これまで何度も結婚式に参加しています。余興もたくさん見てきたし、実際にやってもきました。
その経験から導き出される結論は、「中途半端な余興は死ぬほどサムい!」ということです。当初予定していた身内ネタがまさにそれにあたるかなと。
そういう気持ちを抱きながら他のメンバーと打ち合わせを進めていくと、みんな同じ考えだったため路線変更はすんなりいきました。さらに、恥も外聞も捨てなければダメだ、やるならとことん本気でやろう! と変に熱気も帯びていきます。
そんな私達、3週間ほど前から個人練習と全体練習を何度も重ね、本番に挑みました。
曲の1番は女性陣はヘビーローテーションの振り付け、男性陣はコール(MIX)を担当。2番からはコングさんは引き続きコールを担当し、女性陣はハッピに着替えてコングさん以外の5人でオタ芸を披露。
ダンスの振付を覚えるのはもちろん大変なのですが、2番からのオタ芸はさらに大変…。やってみて初めて気付くわけですが、華麗なオタ芸をキメるにはめちゃくちゃ体力がいるんです。なんだったら体力作りから始めたいくらいに。
もちろんそんな時間はないので、初めはキレッキレなオタ芸を目指したものの、それは途中で諦めざるを得ませんでした。
とりあえず、なんとなくでもカタチにすることを最低ラインに設定し、連日オタ芸の自主練。踊りは単純に見えるけど、普通の振付よりも難しいんだよな~。
正直、いままでオタ芸を舐めてたけど、とんでもないですね。これはやってみないとわからない。オタ芸をキレッキレにこなすオタク(?)のみなさま、本当にすみませんでした。m(_ _)m
最終的に、自分たちなりには「なんとなくカタチにはなったかな??」くらいに仕上げることができました。
本格的にやっている方が見たら、『オタ芸もどき』レベルだとは思いますが「頑張って練習したんだろうな」っていうのは見てくれた方々には伝わったんじゃないかな…と。
ヤマンちゃんにも
「余興が1番感動したかも」
と言ってもらえたので、それが本当に…もうなんてゆーか、ただただ嬉しかった!!! やってよかった!
たくさん練習して臨んだけど、やっぱり本番は凄く緊張しましたね。本番が始まるとみんな頭が真っ白になってしまって、上手くいかなかった部分も何か所かあったし。
それでも大の大人が部活のように必死に目標に向かって頑張ったこと、忙しかったり疲れているのに仕事後に時間を作ってみんなで何度も集まったこと、会社のスタジオで練習したこと、本番でド緊張して上手くできなかったこと、それら全てが素敵な思い出になりました。
そのきっかけを作ってくれたヤマンちゃんには改めて感謝したいです。
さて、オタ芸のクオリティはおいておくとして、衣装はかなりこだわってます。みんなで着ているハッピですが、これ、実はさやかさんの手作りなんですよ。
後ろには「奈穂」とヤマンちゃんの本名をプリントし、正面には「ヒラヤマン命」という文字が刻まれています。
各々の身体のサイズに合わせて幅や袖の長さも違うし、本当にクオリティが高い! ネットで購入したAKB風の制服衣装よりも経費がかかってますからね(笑)。それでも業者に頼んで作ってもらうよりはかなり安くすんだので、さやかさん様々です。 器用で本当に羨ましい。
後日、余興を見てくれた方からその時の写真をいただいたのですが…
さやかさんお手製ハッピを着る前の姿はイメクラ感がハンパない(笑)。特に私ね。
生足に抵抗があって黒ストッキングにしてしまったことと、2人よりも身体が大きくて長袖の同じ衣装が買えず一人半袖なせいか浮いてしまっている。おまけにさやかさんは元ダンス部、すずかちゃんはアイドルの振り付けを普段から真似ているため、ダンスとオタ芸の習得が早かった上に動きのキレがいい。それに比べると私は…いろんな意味で浮いていました(汗)。
ま、でも、「しおねえが一番頑張ってる感は出てたよ」って何人かに言ってもらえたので良しとしましょう。たぶん褒め言葉じゃないと思うけど(笑)。
それにしてもおめでたいですね。必勝本にも春が来たといった感じ。凄くすごーく、自分のことのように嬉しくて、おめでたい!
…けれど、片や焦っている自分もいます。必勝本ライターとしては先輩のヤマンちゃんだけど、女性としては私の方が先輩なのでね(汗)。りょうちゃんがまだお嫁に行っていないことだけが、唯一心の支え。
りょうちゃんまで結婚してしまったら、いよいよ本格的に婚活しなきゃと必死こくはめになりそうなので、
「りょうちゃん、ゆっくりマイペースでええんやで」
と、次に会った時にはそう伝えようと思います。
今の時代、何が出会いに繋がるかわかりません。ここまでネットの影響が広がると、接点がまったくなかった人同士がひょんなことからお近づきになるのは普通のこと。…ということは、盛れた写真をネットにアップし続ければ未来の素敵な旦那さんの目に留まるかも!?
よしっ! 可愛い写真を載せよう!
あー可愛い♡
はい、盛れるアプリよりも変なアプリで遊んでる方が楽しい今日この頃でありまする。
こんなんじゃお嫁に行く日は遠いかな…。
ではまた来週、しおねえでした☆
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