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パチンコ・パチスロブログ

スロカイザー

公開日: 2022/10/03

 

打つ前に負けること考えるバカがいるわけがない。皆、勝つためにホールに行き、勝つためにパチ・スロを打つ。

 

だが、「勝ちたい」という気持ちが強すぎると、冷静な判断ができずに攻め時や引き際を見誤って敗北するというのはよくあることだ。

 

故に無欲で挑む、勝とうと思わないで挑むと良い結果に結びつくことがある…そんな都市伝説じみた攻略法が存在する。

 

ただ、既述の通り勝とうと思わなければそもそもホールに行かないので、無欲でパチ・スロを打つというのは至極困難。これは完全に机上の空論…そう思っていたのだが、先日、無欲で打つ機会が訪れた。

 

その日は昼過ぎにホールを覗き、久しぶりに『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ! 39フェスver.』を打った。すると、1万円もかからずに大当りを引いて、しかもRUSHに突入して一撃1万発を獲得した。

 

その後、勝ち分のお金を握りしめて買い物して日が暮れてきたので帰路に就いたのだが、帰りの電車の中であることが起きた。

 

ポケットに何やらゴツゴツと違和感。おやと思いその違和感の正体を確かめてみると

 

 

 

 

ホールに置いてある無料コインロッカーの鍵だった。

 

ああ、そういえば荷物を預けていた、すっかり忘れていた。面倒くさいが荷物をそのまま放置しておくわけにはいかないのでUターン。幸い、電車に乗ったばかりだったのですぐにホールに戻ることができた。

 

鍵でコインロッカーを開けて荷物を取り出すと、私は素早くホールから外に出…ることはなくパチンコの前に座った。どうして、荷物を取りに来ただけなのに打つことにしたのか。それには深い理由がある。

 

今から数年前、こことは違うホールXで同じようなシチュエーションがあった。そのときは打つことなど微塵も考えず、そそくさと店から出ようとしたのだが店員に声を掛けられた。

 

「お客様、当店でご遊技されましたか?」

 

なるほど、遊技せずロッカーだけを借りる輩がいるのだな。それと勘違いされたみたいなのでイエスと答えた。実際、数時間前に打っていたので嘘はついていない。これで疑いは晴れると思ったら、その店員は食って掛かるように「ご入店されて、まっすぐロッカーに向かいましたよね」と私に返してきた。

 

「め、め、めんどくせー」

 

心の中ではその言葉でいっぱいになったのだが、疑われたままは嫌なのでこれまでの経緯を話して事なきを得た。だが、明らかに店員は最後までずっと怪しんでいた。忘れたのではなく、意図的にずっと荷物を入れたままにして他に行っていたのではないか、そう思っているような口ぶりだった。

 

閑話休題。このとき、本当に嫌な気分になった。再び同じ目にあいたくなかったので、ホールこそ違うが少し打つことにしたのだ。

 

これぞ完全に「勝とうと思っていない」実戦。

 

選んだ機種は『Pシンデレラブレイド』、ゲーム数リセット(1/14.7)されずに36G消化できれば大当りという変則スペックだ。これを1~2回ぐらいチャレンジするだけなら、失敗しても投資は嵩まないので丁度良いと思った。

 

すると、どうだろうか。いつもリセットに苦しめられるのに

 

 

 

 

この日はサクサクとゲーム数が進む。リセットのピンチ演出が発生しても

 

 

 

 

難なく回避。そして、あれよあれよと残り2G。

 

 

 

 

これは貰ったと思ったら、その油断がいけなかったのか敵の攻撃で大ピンチ。やはり、いつも通りの結果かと諦めかけたが

 

 

 

 

無事回避。そして、

 

 

 

 

36Gに到達して大当りをゲット

 

 

 

 

…するも、ここで勝ちを意識してしまったせいか、残念ながらRUSHには突入しなかった。

 

悔しい内容だったが、今回の件で「勝とうと思うな打法」の有用性は証明された。この打法を駆使すれば、勝率アップは間違いないだろう。これで私の勝ち組は約束されたも同然だ。

 

……と思った時点で私は勝とうとしているので、打法は無効となる難しさ。

 

なお、本当に余談となるが「勝とうと思うな」という言葉を見ると、往年のギャグマンガ『ついでにとんちんかん』の

 

 

 

 

 

「加藤と思うな」を思い出す。

※こんなシーンだった記憶。

 

多分、判る人はあまりいない。

 

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