パチスロが一番面白い時代
記事一覧へ公開日: 2023/01/16
朝起きて最初の行動は「まとめ系サイト」のチェックだ。
インターネット上で話題になっている出来事やニュースを文字通りまとめて掲載している便利なサイト。また、あまり話題になっていなくてもサイトを管理している者が気になった出来事をピックアップしていることも少なくない。
アニメ、ゲーム、政治経済…など、様々なジャンルのまとめ系サイトが存在しており、今では「まとめ系サイトのまとめ」なんてものもある。もちろん、パチ・スロ業界も例外ではなく数多くのまとめ系サイトが存在する。
さて、先日そこを覗いてみると、パチスロ開発に携わっていたとする人の「今、スロット一番面白くない?」というSNS上の発言が注目されていた。
6.5号機になってスマスロも登場して、出玉性能が上がり、ゲーム性の幅も大きく広げた今のパチスロ。たしかに面白い、かなり面白い。
自分がパチスロを本格的に打つようになったのは4号機のAT機からで、そこから考えても今は上位に入るほどパチスロが面白い時代だ。“一番”かというと、そこは個人差があると思うが間違いなく面白い。
では、自分にとって「パチスロが一番面白い時代」はいつだったのか。
一番面白かった時代、真っ先に思いつくのは「4号機のAT機時代」。イベント=万枚、設定6=万枚、そんな出玉狂乱の時代。
勘違いしないでほしいのは、「出玉性能が高かった」から一番面白いというわけではなく、既述の通り、この時代から私は本格的にパチスロを打つようになったからだ。AT機の強烈な出玉性能に惹かれてパチスロに興味を持ったのは間違いないが、それはあくまで切っ掛けにすぎない。
ホールに入ると目の前に広がる未知の領域。昔の機種だって打ったことのない自分にとっては“新台”、視界に入るのは“新台”だらけ、そんなのワクワクしないはずがない。
当時は色々なホールを訪れて、色々な機種を打ち散らかした。今と違ってレトロ機種…4号機初期のものから4号機以前のものまで設置されているホールもあったので、目についた自分にとっての“新台”を片っ端から打った。
故に自分にとって一番パチスロが楽しかったのは、“新台”を打ち散らかした4号機のAT機時代だ。
ただ、それだと「面白い」の意味が少し違ってしまうので、この時代は除外しよう。では、純粋にパチスロのマシンとして一番面白い時代はどこなのか。
4.5号機、4.7号機、5.0号機、5.5号機、5.9号機、6.0号機、6.1号機、6.5号機、そしてスマスロ、いろいろ考えたが自分に一番刺さった時代は……
「5.0号機の中期~後期」
具体的に言うと2009~2015年ぐらいで『ツインエンジェル2』、『エウレカセブン』、『新鬼武者』、『押忍!番長2』、『バイオハザード5』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『モンスターハンター 月下雷鳴』、『花火』などが登場した時代だ。
ノーマル、ボーナス+ART、ART、ATとバリエーション豊かで、出玉性能も十分あった。演出も大きく進化して今では当たり前となっている、擬似連演出や下パネル消灯などが定着し始めた。そして、兎にも角にもゲーム性の幅が広いというのが良かった。
ART・AT当選契機は機種によってさまざま。ART・ATもゲーム数管理・セット数管理・差枚数管理とさまざま。やはり、似たり寄ったりの機種ばかりだと食傷気味になってしまう。
なので、同じようにゲーム性の幅が大きく広がっている、どの機種も個性の塊である今の6.5号機・スマスロ時代も私好みだ。「5.0号機の中期~後期」に比べると劣っているところはあるけれど、その差はあまり大きくなく2~3番目ぐらいに面白い時代だと思う。
本当に今のパチスロは面白くて、面白くてしょうがない。面白いから打ち散らかしてしまうのはしょうがないことだ。今月の収支が既に-20万円を超えてしまったのもしょうがないことだ。面白いんだからしょうがない。
今後、さらに進化していくパチスロにワクワクしかない。「一番面白い時代」が来るのではないかと期待している。パチスロの未来は明るい…かどうかは判らないが、私をより満足させてくれるのは間違いないだろう。財布が悲鳴をあげるのも間違いないだろう。
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