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想い出のマシンたち(2003年)

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公開日: 2023/02/13

 

スマスロ『北斗の拳』が登場するまであと2ヵ月ぐらい。初代を打っていた自分としては早く打ちたくて打ちたくてしょうがない。

 

 

初代『北斗の拳』が登場したのは今から約20年前。導入当初はあまり騒がれていなかったが、少しずつだが確実にファンを増やしていき、気付いたら北斗のシマはフル稼働…なんてことが起きた。設定なんて関係なく、いわゆる“ボッタ”といわれるホールでも連日満席、フル稼働。

 

そして、その人気はパチスロを打っていない人にまで届いて、いわゆる北斗ブームが到来、そして、そして増台、増台、また増台。このフィーバー状態はしばらく続いてコンビニに北斗の拳の原作コミックスが置かれるぐらい加熱したのだが、流石にいつまでもフル稼働状態であるはずもなく徐々にお客が減りだした。

 

ついに北斗ブーム終焉か⁉

 

と思われたが、稼働を落とすまいと高設定を頻繁に投入するようなったホールが増えてきて、「パチスロ史上もっとも高設定が使われた機種なんじゃないか」というぐらい扱いが良くなっていた。

 

結果、高設定を使っているホールではブーム最盛期ほどではないにしろ稼働を維持することができて、設置期限を迎えるまでホールのメイン機種として存在感を示し続けていた。

 

超絶余談になるが、当時、私は飲食店に勤めており、上司は無類のパチスロ好きだったので閉店作業中に「お師さん、もう一度温もりを」とか言い合ったりして“北斗ごっこ”をして遊んだものだ。

 

懐かしい、今は昔の物語。20年前の話なので多少記憶違いな部分はあると思うが、概ねこんな感じだった。ということで、今回は昔話ついでに初代北斗が登場した2003年のパチスロ機種についても簡単に語ろう。

 

 

『アウトロー』(エレコ)

 

人気格闘家ボブ・サップをイメージキャラクターとして起用していたパチスロ。ただ、あくまでイメージキャラクターで機種自体はボブ・サップとは全く関係なく(西部劇をモチーフ)、小冊子や広告などに写真が載っていただけだった。青天井だったので怖くてあまり打つことはなかった。

 

ちなみに同年にボブ・サップをモチーフにしたパチスロ機『ビーストサップ』が登場した。こちらは普通に面白くて好んで打っていた(CGがリアルすぎてキモかったけど)。

 

 

『ダービーボーイ』(三洋)

 

3回1セットでボーナスが放出される新システムを搭載していた…のだが、いかんせんスペックが辛すぎた。その理不尽な辛さで斜め上に人気が出て、ネット上で「もうダビボ」(ネットスラング「もうだめぽ」のオマージュ)という言葉を流行らせた。

 

なお、『ダービーボーイ』、『ワンタッチャブル(2004年)』、『ポパイ(2005年)』が4号機後期の斜め上に流行った(ネット上でネタにされた)機種3部作と言っても過言ではないだろう。同機種同様に『ワンタッチャブル』は「ワンタッチャボー」(感嘆詞)、『ポパイ』は「なんだ、なんだ?」(頻発する演出のセリフ)という言葉をネット上で流行らせた。

 

 

『キングキャメル』(サミー)

 

今も語られる不死鳥伝説。爆裂AT機の後釜として登場したこのマシン、多くの期待を背負っており、当時はまだ珍しかった地上波でCMを流したり、パチスロ導入と同時にゲームソフトもリリースするなど、メーカーの気合いの入り方も尋常じゃなかった。

 

メインリールとは別に演出用の擬似リールが搭載されており、「リールが逆回転する」、「4コマ以上スベる」など、パチスロの新たな可能性を見せてくれた…のだが、生まれるのが早すぎた。

 

「リールの逆回転」はただの前兆演出でアツくもなんともなかったので、個人的には拍子抜けした。また、擬似リールの動きが自由すぎて停止ボタンを押した箇所とリールが停止する位置が噛み合っておらず違和感が強かった。さらに擬似リール上の演出(スロー回転など)をMAXベットでキャンセルするとAT突入が遅れる可能性があった、など様々な原因があってあまり人気は出なかった。

 

ただ、5号機以降に数多く登場した擬似リールマシンの先駆けであったのは間違いないし、今も多くの機種に採用されている擬似遊技も擬似リールが発想のベースになっている可能性があるので、『キングキャメル』がなかったらパチスロの進化は遅れていたのかもしれない。

 

とまぁ、2003年に登場したマシンたちを簡単に紹介してみた。もしかすると、これらの後継機もそのうちスマスロで登場するかも…しれない。

 

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