パチスロ おとめ妖怪 ざくろ
北電子
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2023/02/27
先日、スロゲーセンで行われたチーム戦の大会に参加した。
前回(22年6月)参加したときは2人1組のチーム戦だったが、今回は3人なので優勝するにはトータル万枚オーバーは必須、なんなら2万枚を目指すぐらいの気持ちで挑まなければいけない。
となると、肝心なのは機種選択(設定6)。兎にも角にも“出る”機種を選ばないと話にならない。何度も何度もラインナップを確認した。そして、考えに考え抜いた結果、
私は『おとめ妖怪ざくろ』を打つことにした。
「どうしてだよっ!!」と全方向からツッコまれるだろう。もちろん、機械割から考えると4号機の爆裂AT機とか、5号機以降でも119%ある機種にするべきだが、「一度大量上乗せしたら終わらなくなる」この可能性を秘めているざくろなら、数あるハイスペックマシンに立ち向かえるという自信があった。
それに何よりも私は履歴書の特技の欄に「ざくろ」と書けるぐらい、この機種とは相性がバッチリなのだ。具体的にいうと、上乗せ特化ゾーンの妖艶乱舞が得意中の得意で6択をバシバシ当てて、超絶大量上乗せすることなんか朝飯前だ。バトル系の実戦で何度この機種のお世話になったことか。
「思い出は美化される」といわれるが、これは美化ではなくまぎれもなく事実。鬼に金棒、スロカイザーにざくろと、この機種が現役だった頃には恐れられたものだ(多少、話を盛っている)。
それに今回は人生初めてのざくろの設定6。間違いなく今までは低設定のざくろとしか対峙してこなかった。低設定でも相性が良いと感じるのだから、そんな私が設定6を打てばどうなるかは火を見るよりも明らかだ。
さて、今回のチームメイトは前回同様YouTuberのクソ台打チニキ氏と、初めてチームを組む家スロマニアのおいも氏。前回のチーム名は、
クソ台打チニキ+スロカイザーということで「クソカイザー」となかなか悪意のあるものだったが、今回は
「いもカイザーニキ」
今回も悪意を感じるのは気のせいだろうか。
2人の打つ機種はというと、クソ台打チニキ氏は今後動画にアップされるので今は秘密、おいも氏は『ビキニパイ2』。
見よ、この優勝する気満々の布陣を。
他のチームは
ハイスペックマシンだったり、趣味全開だったり様々だ。制限時間は6時間、ルールは一番多く出したチームが勝ちと単純明快。
この日、スロカイザー伝説が、スロカイザー+ざくろの爆裂神話が作られる――。
レバーを叩くたびに当時の思い出が蘇り、あまりの懐かしさに目頭が熱くなった。この感覚を体感できるのがスロゲーセンの醍醐味だ。
人は悲しいときだけではなく、楽しいとき、嬉しいときにも涙を流す生き物なのだ。
……。
いや、悲しかったから涙を流したのかもしれない。
怒涛の-3000枚オーバーでフィニッシュ。
兎にも角にもARTが下手くそで伸びず、
肝心要の妖艶乱舞に突入せず、このランプが一度も光ることはなかった。ビックリするぐらい何も起きなかった。
ARTには13回入ったが最大獲得枚数は404枚だった。それじゃ勝てるわけがない。
「ざくろは簡単」「ざくろを打てば勝利は間違いナシ」そう思っていたが、それは美化されまくった思い出だったのかもしれない。
もちろん、チームの戦績は優勝争いすることなく惜しくもなんともなく惨敗した。結果は残念だったが、懐かしの機種と戯れることができたので有意義な時間を過ごせた、充実して満足な1日だった。
スロゲーセンはスロッターにとって“癒し”そのもの。もし、まだ一度もスロゲーセンに行ったことがない人がいたら、一度訪れてみることをオススメする。
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