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コレも戦国

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公開日: 2023/03/20

 

はやーーい、速い、迅い。こんなに速いんじゃ、完走まで1時間も持たないよ。

 

初めて『Re:ゼロ』を打ったとき、その出玉スピードに驚愕した。純増8.0枚/Gから生み出される衝撃の出玉に私は魅了された、6号機はこんな感じで超速ギガMAXなゲーム性になるのかという未来も見えた。

 

……が、見えた気になっていただけで見当違いも甚だしかった。

 

純増スピードの速さは魅力的なのだが、その犠牲になったものも大きかった。単調になりがちな通常時、明らかに出玉性能の異なる弱or強ATの存在、「お前、本当に抽選している?」とデキレ感を覚える展開…など、打てば打つほど、その挙動にうーんと首を捻らざるを得ない感じになっていた。

 

『Re:ゼロ』以降も高純増マシンは何度か登場したが、どれも『Re:ゼロ』と同じような違和感を覚えた。そして、高純増マシンの人気はあまり長続きせず、純増枚数は1.5~3.5枚/Gぐらいに落ち着いて現在に至る。ゲーム性との兼ね合いを考慮すると、このぐらいのスピードが丁度良いのだろう。

 

だが、やつはそんな常識は知らないと言わんばかりに純増スピードを加速させていた。

 

 

 

 

『戦国コレクション』

 

戦コレの名で親しまれるこのシリーズは独自路線で突き進み続けていた。スピンオフを含めると新作『戦国コレクション5』で6作品目となる『戦コレ』シリーズ。回胴乱れるところに戦コレ現れる、パチスロが節目を迎えると何故か高確率で『戦コレ』シリーズが登場する。

 

今作は前作と同様に純増10枚/Gと4号機時代のAT機と肩を並べる出玉スピードを搭載して、我々の前に現れた。

 

正直、前作はあまり刺さらなかったから今作も…。純増10枚/Gはやりすぎなので、もうちょっと落ち着いたほうが…。

 

そんな先入観を抱いていたので導入してもすぐには触らず、先日ようやく初打ちすることになった。

 

 

 

 

左に乳。

 

 

 

 

右に乳。

 

要するに乳に挟まれながら打てるということか、これは悪くない。

 

 

 

 

頭上のスランプグラフを見てみると、デキレ感のなさそうなジェットコースター展開。楽しめそうだけれども、苦戦も予想される。

 

これは覚悟を決めて打たないといけない機種だな…と思っていたのだが、

 

 

 

 

 

 

予想に反して大きくはハマらず360コレ付近での初当りが目立って、天国にも移行した。で、ある程度回して満足したのでヤメ。

 

初打ち感想は

 

 

 

 

 

はっやっ!!

 

当たり前だけど、純増10枚/Gは速い。

 

 

 

 

+5Gでも50枚

 

 

 

 

+10Gでも100枚

 

上乗せ=ボーナスに当選している、そんな感覚になった。

 

 

 

 

ただ、直前までのスランプグラフはジェットコースターだったのに、自分が打ち始めると何故か俗にいうミミズ展開になったのは気になるところ。変なモードに入ってしまったのか、それともただの引きか。

 

詳細は判らないが、多分、これは“戦コレ5らしさ”ではないだろう。今度、もう一度打ち直そうと思った。

 

何かといわくつきであることが多い高純増マシン。賛否のわかれる高純増マシン。だが、ホールが高純増マシンだらけにならなければ、住み分けがしっかりできていれば、コレはコレでありだと思う。戦コレだけに。

 

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