スマスロ北斗の拳
サミー
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2023/06/12
「出る前に負けること考えるバカいるかよ」
これはアントニオ猪木氏の名言だ。試合前の緊迫したムードの中、アナウンサーに「もし負けるということがあると、これは勝負のときの運という言葉では済まないことになりますが?」とネガティブな質問をされたときにこう答えた。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ」
まったくもってその通りだ、戦う相手が何であれ、誰であれ、「勝ちたい」という気持ちはどこかにあるハズだ。誰も負けるために挑むなんてことは考えない。当たり前のことだが、実際に言葉にして言われるとハッと気付かされる。もちろん、パチ・スロを打つときも例外ではない。
「打つ前に負けること考えるバカいるかよ」
精神論といえばそれまでだが、前向きにポジティブに「毎回、万枚を狙うぐらい」の気概を示したほうが、挫けずに困難を乗り越えられるというものだ。
先日、最寄りのホールの特定日。「絶対に勝つ」その信念を燃やして、私はある作戦を考えた。それは名言・故事ことわざ打法。
一時の大スランプから脱出したものの、それでもまだまだ本調子に戻ったわけではない。そこで私は、偉人たちの名言や古くから伝わることわざを元に立ち回ることにした。
「ことわざなんてただの教訓だろ?」と思う人がいるかもしれないが、これは人類の叡智の結晶だ。先人たちが積み上げた知恵と経験から導き出された言葉なので、無視するというのは歴史に対する冒涜ともいえる。
まずは「早起きは三文の徳」。
三文とは現代の価値に換算すると50~100円ぐらいだそうだ。その程度の良いことなら長く寝ていたいとツッコむ人もいるが、勝負事においては僅かな好機でもそれをキッカケに大きく好転することがあるので侮れない。
ということで、朝の5時に起床した。ここ数年前から目覚ましなど掛けなくても勝手に5時ごろに目が覚める、きっとこれは絶対に勝ちたいという熱い想いがそうさせているのだろう。では、早起きして誰よりも早く並んで朝抽選を受けるのか、というとそれは違う。
「残り物には福がある」
我先にと人を押しのけるよりも、謙虚に遠慮深く立ち振る舞ったほうが幸運は訪れるものなのだ。ということで、開店してから30分後にホールに向かうことにした。決して、早起きしたけれどゼルダに夢中になってて遅刻したわけではない。
いやいや、それだと早起きの意味がないと思う人がいるかもしれないが、
「常識から1ミリでもいいから一歩踏み出せ」
‐アントニオ猪木‐
常識に囚われていては新しいことはできない、着眼点を変えてこそ活路が開けるというものだ。
さて、ホールに入ると既に中は熱気に包まれており、何を打つかというよりも何が打てるかという状態。ホール内をぐるりと回って様子を見てみると、
何故か、北斗が1台手付かずで空いていた。
前日2000枚ぐらいプラスになっていたから警戒したのだろうか、理由は判らないが私はここに着席した。
正直、北斗とは相性が悪い。ずっと負け越している。だが、
「コンプレックスをバネに飛躍することができるのではないか」
‐アントニオ猪木‐
「落ちたら、また這い上がってくればいいだけのこと」
‐アントニオ猪木‐
自分の這い上がって飛躍する力を信じて北斗に着席。するとどうだろうか、開始早々中段チェリーを引いて、それが刺さってBB当選。
しかも、いつもは単発に悩まされていたが4連と幸先良好となった。ここでヤメれば勝ちは確定だが、
「自らに満足している人間は、それで終わりだ」
‐アントニオ猪木‐
満足することなく続行、すると次のBBも
バトル中に中段チェリーを引くわ
剛掌波を避けるわ
再び中段チェリーを引くわで5連と続いた。そして、3回目のBBでは1セット目で
ケンシロウの攻撃がヒットして
無想転生チャンスに突入。
残念ながら失敗してしまったが、完全に今日は“流れ”が違うことが判った。これはまさしく名言・故事ことわざ打法のおかげだろう。
そして、しばらく打ち続けていると
1セット目でVストックを2個獲得して
トキ共闘
再び無想転生チャンスに突入するが、再び失敗……
と思いきや、継続画面でブオンピーヒョロロボボボンと轟音が鳴って無双転生バトルに突入した。
お判りになっただろうか、名言・故事ことわざ打法には絶大なる効果があるのだ。もし、私と同様にスランプに悩んでいたら試してみるといいだろう。
それでは最後にアントニオ猪木氏の名言で今回のブログを締めよう。
「どうってことない。負けたと思ってないんだから」
‐アントニオ猪木‐
ちなみに無想転生バトルは9連で終わった。
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