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逃げるのは恥だが勝ちになる

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公開日: 2024/02/26

 

勝っているときにヤメれば負けない。

 

めちゃくちゃ当たり前のことをいっているかもしれないが、これがパチ・スロにおける絶対的な勝利の法則だ。いわゆる、“勝ち逃げ”こそ最大の立ち回りだろう。パチ・スロで一番大切なのはヤメ時なのだ。

 

だが、皆が皆、潔くヤメれるわけではない。それを阻害している大きな要因は間違いなく「欲」だ。もちろん、高設定が確定しているとか、ぐるんぐるん回るとか、そういうプラス条件が整っているのなら打ち続けたほうがいいけれど、そうではなく

 

もしかしたらもっと出るかもしれない、もしかしたら設定が良いかもしれない、もしかしたら、もしかしたら…

 

そんな欲が邪魔をして、上手くヤメるのを難しくさせている。そして、パチスロはスマスロになったことで、新たな「欲」が生まれた。

 

――もしかしたら有利区間が切れるかもしれない。

 

機種によってゲーム性は異なるが、今現在のスマスロは有利区間が切れたときに絶大な恩恵が発生してツラヌキ要素となることが多い。これまた機種によって有利区間が切れる条件は異なるけれど、どんな機種だろうが差枚+2400枚に到達すれば必ず有利区間はどこかで切れる。

 

であるので、差枚+1500~2000枚付近でATが終わった場合は、従来の機種ならそこで迷うことなくヤメてたところが、「もうちょっと打ってみよう」となるわけだ。そして、ずるずると打ち続けて勝ち分を大きく減らす、下手するとマイナスになる…なんてことも起きるようになった。

 

先日2月22日、2が綺麗に並んだゾロ目の日。2の日が強いホールに向かうと

 

 

 

 

珍しく引けた良番。さて何を打とうかと迷いに迷ったが、初打ちでルルーシュにマウントを取られてボコボコにされたので『スマスロギアス』でリベンジすることにした。すると、どうだろうか。

 

 

 

 

少ない投資からATに突入して、さらに無限新生からループ。

 

 

 

 

さらにさらに再びC.C.揃いもあってVストックを大量に獲得。ATを20セット継続すればアラムの門に突入するので、これはもしかするともしかするんじゃないかと期待したが、

 

 

 

 

途中で大失速して、あえなく15セット1831枚でAT終了。

 

ATを取り切った頃になると、この日の“当たり”がどこなのか見えてきた感じでどうも『スマスロギアス』は微妙な感じだった。なので、ここでヤメて勝ち逃げしよう…と思ったのだが「欲」が邪魔をした。

 

――現在の差枚は+1500枚ぐらいだ、あと一撃あれば有利区間が切れるかもしれない。

 

有利区間が切れたあともアラムの門に突入する。そこでギアスラッシュに当選して大量のKMBゲーム数やVストックを獲得できれば、再度、アラムの門突入のチャンス…そう、完走ループのチャンスが訪れるわけだ。

 

だったら、1800枚ちょっとの出玉で満足するのではなく、その先を目指すべきだ。そう考えて打ち続けた結果。

 

 

 

 

出玉は1000枚以上ノマれて天井到達。で、ヤメ。

 

それでも勝ちは勝ちだが快勝がちょい勝ちにまで落ちてしまった。有利区間切れを追うにしても、天井まで追わずにもうちょっと早めにヤメれば勝ち分はここまで大きく減らなかったけれど、ボーナス自体は当たっていたのでそろそろATに当たるだろう→当たらない、で引くに引けない状況までハマってしまった。

 

有利区間切れを狙うという立ち回り自体は間違っていないと思うが、どれぐらいの差枚プラスまで追って、どこでヤメるのか。これはスマスロにおける永遠の課題だろう。

 

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