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スロカイザー

そうだ、尻叩こう

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公開日: 2024/05/27

 

5月が終わり、春から夏に移り変わろうとしている。

 

額から汗が流れ落ちる日が多くなり、今日は長袖にするべきか半袖にするべきか迷うのが朝の日課になりつつある。そんな季節の変わり目というのは寒暖差が激しく体調を崩しやすい時期でもある。

 

故にこの時期はいつも以上に心と身体、両方の健康を意識した生活を営むために尻を叩きたくなるものだ。

 

 

 

 

ということで、パチスロ業界に尻叩き旋風を巻き起こした初代『シンデレラブレイド』をスロゲーセンで打ってきた。勘の良い人なら察したかもしれないが、

 

 

 

 

 

例の如く盟友のクソ台打ちニキ氏と一緒にスロゲーセンの大会に参加してきた。今回は5号機限定の出玉バトルだ。

 

この機種が世にリリースされたときは本当に衝撃的だった。女の子のお尻を叩いてゲーム数を上乗せする「おしりペンペンタイム」という斜め上過ぎる特化ゾーンに度肝を抜かずにはいられなかった。ヌかずにはいられなかった。

 

 

 

 

だって、意味が判らない。

 

もちろん、この機種の魅力は尻叩きだけでなく夢のある出玉性能にもある。お尻叩きの継続率(変な日本語)が高ければ怒涛の大量上乗せも射程内、当時のART機の特徴でもある“終わらない”状態に持っていくことも可能だった。かくいう私も過去に一撃5000枚オーバーを何度か経験したことがある。

 

そんな夢を胸と尻に描いて実戦開始。

 

ライバルは『凱旋』や『ハーデス』などの純増3枚/G付近のAT機、こちらは純増2.2枚/Gなので早い段階でロングARTを射止めなければ勝機はないだろう。

 

 

 

 

 

 

懐かしい、ただ懐かしい。

 

当時はまだスマホを所持していなかったので動画撮影なんて文明の利器はなく、いわゆるガラケー片手にこの押し順ナビの決定的瞬間を撮るために何度もチャレンジしたものだ。なかなかタイミングが合わずに苦戦していたなぁとしみじみ。

 

もちろん、スロゲーセンなので設定6。当時は一度もホールで打つことができなかったシンデレラブレイドの設定6。懐かしいだけでなく、新鮮さも味わうことができた。

 

 

 

 

設定6らしい軽い初当り。

 

 

 

 

時にはガツンと大きめな一撃もあって設定6を堪能。設定6の機械割は114.2%と高めなので流石の一言だ。

 

大会の制限時間は6時間。その間、私はレバーを叩いた、そしてお尻を叩いた。「お尻を叩いた子一等賞、夕焼け小焼けでまた明日」そんな鼻歌まじりに叩き続けた。その結果、

 

 

 

 

差枚マイナスでフィニッシュ。

 

「ええぇ」って顔になった。前半は絶好調だったのだが、大ハマリ喰らう&駆け抜けの連続で全ノマレしてしまった。

 

もちろん、優勝どころか上位にすら入れずに惨敗。

 

何がいけなかったのか。ナニがイキすぎて遊技に集中できなかったせいなのか。理由は判らないが、見事に設定6を腐らせた。

 

正直、通常時とにらめっこしている時間が(あまりにも)長かったので消化不良感はあったけれど、それでもお尻を叩けたことで気分は爽快、心も身体も元気になった。

 

ありがとうシンデレラブレイド、ありがとうおしりペンペンタイム。

 

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