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トントンは実質勝ち

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公開日: 2024/08/12

 

あがり、ガリ、おあいそ…、回っていようがいまいが寿司屋に入ると専門用語が飛び交うものだ。

 

あがり…お茶

ガリ…しょうが

おあいそ…会計

 

何も知らない人からするとなんのこっちゃな言葉だろう。多かれ少なかれ、どの業界にもそんな専門用語は存在しており、パチスロ業界でも例外ではない。

 

ビタ押し、ゲチェナ、リーチ目、バケなどなど、パチスロ専門用語は数え出したらキリがない。ということで、今回はそんなパチスロ専門用語の説明…というのは多くのサイトに載っているし、ここDMMぱちタウンにも存在しているのでわざわざ今更取り上げることでもない。

 

なので、厳密にいうと専門用語ではないけれど、パチスロを打っているときによく目や耳にする言葉の説明をしよう。パチスロ用語集にはあまり載らないが、間違いなく実用的な言葉なのでパチスロを始めたばかりの初心者は必見だ。

 

押下(おうか)
辞書的な意味では、物体を下方向へ力を加えて動かす行為を指す言葉。パチスロ業界では5号機頃になってPUSH・CHANCEボタンを搭載した機種が増えて、ボタンを押すという意味で「ボタン押下」が多用されるようになった。とくに公式サイト、小冊子、カタログなどメーカー発信の情報には、この言葉が使われやすい。

 

例:PUSHボタン押下で継続ジャッジ

 

ガチ(がち)
辞書的な意味では、真っ向勝負、真剣勝負、などの意味で使われる「ガチンコ」を略した言葉で、転じて「本気で」「本当に」などの意味合いでも用いられる。

 

パチスロ業界では「デキレではない」という意味の強調で使われやすく、「ガチ抽選」と表現されることも少なくない。ほとんどの抽選(一部例外)は「ガチ」なので、ガチ抽選と書かれていないからといって「じゃあ、こっちはガチじゃないの⁉」とツッコむのは野暮なのでヤメておこう。

 

例:CZ中は小役によるガチ抽選

 

トントン(とんとん)
辞書的な意味では、2つのものの差がほとんどなくちょうど同じぐらいである様子。収支が「トントン」といえば±0円を指すのが普通なのだが、パチスロ業界ではちょい負けも「トントン」といわれやすい。

 

もちろん、本当に±0円の可能性はあるけれどその確率はかなり低く、経験上、毎日のようにパチスロを打っている私ですら±0円の日は1年に数回あるかないかのレベルだ。加えて、ちょい勝ちのときはそのまま「ちょい勝ち」といわれることが多いので、相手に「トントン」といわれたらちょい負けと解釈するのが優しさだ。

 

例:「今日の収支はトントンだった(-1500円)」

 

実質勝ち(じっしつかち)
表面上の収支という意味では負けたけど、内容が良かった、満足感はあった、勝てるチャンスはあった、などの理由で今回は勝ちといってもいいだろうと自分や相手を納得させる言葉。要するに「負け」という意味。

 

パチスロをただの娯楽として考えるのなら丸1日打って-1000円、お値段以上に楽しめればそれは「安く済んだ=実質勝ち」といえなくもないが、そもそもただの娯楽として考えるのなら「実質勝ち」なんて言葉は使わないだろう。テーマパークで1日遊んで1000円で済んだから実質勝ち、なんていう人はいない。

 

例:8万投資で-5000円なら実質勝ち

 

これらの言葉をさらりと使いこなせれば、ワンランク上のスロッターになれる…かもしれない。

 

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